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仙台が終了間際、菅井の劇的弾でドローに持ち込む!!

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[6.18 J1第16節 新潟1-1仙台 東北電ス]

 不敗神話は終わらない。ベガルタ仙台が終了間際のDF菅井直樹の劇的弾で新潟に追いつき、1-1で引き分けた。これで開幕からの無敗記録を11試合(5勝6分)に伸ばし、2位の座をキープした。

 1点ビハインドで迎えた後半ロスタイム5分、日本代表MF関口訓充の右クロスをファーサイドのMF松下年宏が頭で折り返すと、最後は菅井が頭でゴールネットへ叩き込み、待望のゴールを決めた。菅井の2戦連続の今季4点目がチームに勝ち点1をもたらした。

 後半27分に失点し、1点を追う展開だったが、そこからみせた気迫がゴールを呼んだ。後半41分にはMF高橋義希の右クロスにFW赤嶺真吾が飛び込むがGKがストップ。その後、幾度もチャンスをつくるが相手GKの好セーブにことごとく阻まれた。それでも、途中出場のFW柳沢敦や松下らが果敢にPA内へ仕掛けていった。そして迎えたロスタイムの表示は5分。1点のビハインドにも諦めず、攻め続けた結果が実を結んだ。

 試合後のテレビインタビューで手倉森誠監督は「きょうは負けなかった。最近は先制されて追いつかれての引き分けが多かったが、きょうは追いついての引き分けなので。次のホーム戦につながる勝ち点1」と笑顔で話した。連勝はならなかったが、中3日で迎えるホームでの甲府戦へ向けて弾みをつけた。

(文 片岡涼)

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