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指揮官「いい形でできている部分はある」と強調も、山形は2戦連続の零封負けで3連敗

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[7.2 J1第2節 新潟2-0山形 東北電ス]

 モンテディオ山形は新潟に0-2で敗れた。前節の横浜FM戦(0-2)に続いての零封負けで降格圏から脱出することはできなかった。これで3連敗となり、今季はいまだ敵地で勝ちがない状況が続いている。

 試合後のテレビインタビューで小林伸二監督は「前半も後半も入りが良くなかった」と厳しい表情。負けが込んでいながらも「メンバーを代えながらいい形でできている部分はある」と強調したが、その言葉には説得力がなかった。これで2戦連続の零封負け。さらには3試合連続で2失点以上の試合が続いており、攻守にわたって安定した戦いをみせることができていない。

 前半13分にMF田中亜土夢に直接FKを沈められ、早くも失点。同33分にはDF園田拓也の右クロスにFW大久保哲哉が頭で合わせるも、クロスバーを叩いた。その後はチャンスをつくれず、前半を終了した。

 後半には遠目の位置からも積極的にシュートを放つが、1点が奪えない。後半13分にはDF小林亮に代えて右下腿三頭筋肉離れで長期離脱していたDF石川竜也をピッチへ送る。開幕戦の川崎F戦(0-2)以来、公式戦14戦ぶりの出場となった。

 後半15分にはMF船山祐二がミドルシュートを狙ったが、クロスバー上方へ外れた。同37分には石川のロングパスから最後はMF廣瀬智靖がシュートを放つがGKに阻まれた。終了間際には途中出場のMF宮崎光平がチャンスをつくるも得点にはつながらず。0-2で試合は終了した。

 3連敗で迎える次節の相手は浦和。その後は横浜FM、名古屋と上位チーム相手の試合が続くが、なんとか早い段階で浮上のきっかけをつかみたい。

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