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大宮“得意”のアウェーで初黒星

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[7・13 J1第4節 福岡1-0大宮 レベスタ]

 放ったシュートは後半だけで11本。だが攻勢も決定力を欠いた大宮アルディージャは0-1で敗れ、3連敗となった。

 大宮は前半26分、DF金英權のロングフィードからFWラファエルが仕掛けてシュート。33分にはFW李天秀のポストプレーからDF村上和弘が決定的なシュートへ持ち込んだ。アンラッキーな形で先制されて迎えた後半、ボールを支配する大宮は攻撃の手を強める。ラファエルと李天秀がディフェンスラインの背後を狙って飛び出すと、9分にはMF藤本主税のスルーパスに走り込んだラファエルが決定的な右足シュート。その3分後には李天秀の右クロスをラファエルが頭で合わせた。

 今季アウェー戦無敗(4勝3分)のチームはその後も交代出場のMF金久保順のドリブルシュートや、DF杉山新のクロスからMF東慶悟が放ったオーバーヘッドシュートなどあきらめずにゴールを狙い続けたが、決定力を欠いて無得点で最下位・福岡に勝ち点3を献上した。大宮公式サイトによるとDF深谷友基は「とにかくこの試合は絶対に落とせない、選手全員でそう思っていた試合だけに、悔しいというか、申し訳ないという気持ちです」。

 次節はホームで2位の横浜FM戦。藤本は「今度こそホームで、しっかりと勝ってお返ししたいと思います」と今季3分5敗と全く結果の出ていないホームゲームでの勝利を誓っていた。

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