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栃木と鳥栖はスコアレスドローに終わる、鳥栖は3戦連続無得点

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[7.16 J2第21節 栃木0-0鳥栖 栃木グ]

 栃木SCサガン鳥栖と0-0で引き分け、3戦連続ドローとなった。一方、鳥栖は3戦連続無得点で4戦勝ちなし(2分2敗)となかなか結果を出すことができていない。

 3戦ぶりの勝利を目指す栃木はFWリカルド・ロボを中心に幾度もチャンスをつくったが、1点が遠かった。スコアレスで迎えた後半14分、スルーパスに抜け出したFW船山貴之がPA内で倒されるもノーホイッスル。このこぼれ球を拾ったロボがPA内右で仕掛け、またも倒されたが、笛はならない。それでも諦めず、ひたむきにゴールを目指した。

 後半36分にはロングボールをFW廣瀬浩二が頭で落とし、最後はPA内左からロボがシュートを放ったが枠を外れた。同38分、ゴール前混戦からロボが振り向きざまに強烈なシュートを放つが、GKの手を弾いたボールはクロスバーを叩き、跳ね返りはGKに抑えられた。なんとかゴールを奪おうと、同40分には新加入のブラジル人FWサビアを投入。しかし、そのまま試合は終了し、0-0で引き分けた。

 試合後、クラブによると松田浩監督は「今試合も引き分けで、最近勝てていないということに関しては、チームとして決定力を増して点を取ることが一番。セットプレーの精度だったり、そういうものを上げていかないといけない」と試合を振り返った。

 一方、鳥栖はこの日の試合で4戦勝ちなし。さらには7月2日の熊本戦(0-0)、10日の富山戦(0-1)に続き、3戦連続無得点となってしまった。深刻な得点力不足に悩まされている。この日は1トップを務めたFW豊田陽平とMF金民友がチャンスをつくったが、ゴールは遠かった。ここ3戦で1失点と奮闘をみせている守備陣に、次節こそ攻撃陣が応えたい。

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