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徳島vs東京V、好調チーム同士の一戦はドロー、津田が気迫のヘッドで同点弾

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[7.16 J2第21節 徳島2-2東京V 鳴門大塚]

 好調チーム同士の一戦は2-2のドローに終わった。クラブ史上初の5連勝を目指す徳島ヴォルティスは、終了間際の劇的弾で5連勝中の東京ヴェルディと引き分けた。

 ここ4試合と完封勝利を飾っていた徳島だったが、前半に2失点。5戦ぶりに先制されての展開となる。その後はゴールを奪えない時間が続いたが、終了間際の7分間で意地をみせた。0-2で迎えた後半43分、左CKにDF西嶋弘之が頭で合わせてシュートを放つ。クロスバーを叩いたが、こぼれをファーサイドでフリーのDFエリゼウが頭で押し込み、1点を返した。

 後半ロスタイム3分にはロングパスに抜け出したFW津田知宏がPA内右から仕掛けて右足シュート。DF土屋征夫の手に当たったかに見えたが笛はならない。それでも、諦めずにゴールを目指した。そして終了間際のロスタイム5分、FKからのゴール前混戦。PA内右ゴールライン際でMF徳重隆明が気迫のオーバヘッドで折り返すと、津田が頭から飛び込み、2-2の同点弾を押し込んだ。5連勝を飾ることはできなかったものの、東京Vから勝ち点1をもぎとった。

 一方、ここ5試合で18得点と脅威の攻撃力で5連勝中の東京Vだったが、ついに連勝はストップした。試合の主導権を握り、前半17分には右CKからMF菊岡拓朗がアウトにかける技ありのボールを直接沈めて先制した。同22分にはPA外左、距離のある位置からのFKを菊岡が蹴りこみ、これがFW佐藤晃大のオウンゴールを誘発。2-0のリードに成功した。しかし、終了間際に2発を決められ、まさかのドロー。悔しい結果に終わってしまった。

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