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富山、大宮から加入の福田が1G1A!!終了間際の2発で水戸下す

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[7.24 J2第22節 富山2-0水戸 富山]

 カターレ富山が終了間際ロスタイムの2発で水戸ホーリーホックに2-0で勝利した。大宮から加入後、今節が2戦目のDF福田俊介が1得点1アシストの活躍をみせた。

 0-0で90分間が終わり、ロスタイムの表示は5分。ここから試合は大きく動いた。後半ロスタイム4分、MFソ・ヨンドクの左クロスにファーサイドの福田が合わせてヘディングシュート。土壇場でゴールを決めて、1-0とリードに成功した。

 さらに後半ロスタイム6分には「足を痛めて後ろに残っていてパスを出したら……」という福田のパスに途中出場のFW平野甲斐が抜け出して、PA内左から左足シュート。ゴール右へ決めて、2-0と試合を決定付けた。そのまま試合は終了し、勝利した富山は3戦負けなし(2勝1分)となった。

 試合後のテレビインタビューで福田は「何よりも勝利に貢献できたことがうれしい」と満面の笑顔。今季途中で加入したが既に2戦目にして、主力選手として定着した。この勢いでチームを引っ張っていく。

 一方、敗れた水戸はこれで3連敗。ここ3試合でゴールはわずか1と得点力不足に苦しんでいる。前半33分にGK本間幸司がPA内でMF朝日大輔と交錯。治療後にピッチへ戻るが、後半7分にクロスを処理しようと飛び込んだところ、再び負傷。交代を余儀なくされた。代わって入ったGK小野博信にとっては、この試合がJデビュー。それでも堂々と好セーブを連発し、ゴールを許さない。しかし、最後まで踏ん張りきることはできず。終了間際の2失点に泣いた。

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