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好機つくるも零敗…大宮・鈴木監督「決めないことには話にならない」

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[8.13 J1第21節 清水3-0大宮 アウスタ]

 大宮アルディージャは5試合ぶりの無得点で0-3の大敗を喫し、3試合白星なし(1分2敗)となった。鈴木淳監督は試合後のインタビューで「同じ繰り返しをしている。選手も意識していたと思うが、実行できず、残念です」と唇をかんだ。

 0-0で折り返した後半立ち上がりの9分で2失点。前節・仙台戦(2-2)も2-0で折り返した後半10分に1点を返され、最終的にドローに追い付かれた。課題の後半立ち上がりにまたしても試合の流れを相手に譲り渡し、攻撃陣も不発に終わった。

 仙台戦に続いて2トップを組んだFWラファエルとFWホドリゴ・ピンパォンを中心にチャンスはつくった。しかし、GKとの1対1をループでかわそうとしたピンパォンがミスで決定機をふいにするなど決め切れない。後半20分にもラファエルのループパスからピンパォンが1対1を迎えたが、シュートはGKの好セーブに阻まれた。

 鈴木監督は「決定機はかなりあったが、決めないことには話にならない。(チャンスを)つくって終わりではない。決めるのが我々の課題」と厳しい表情で言った。指揮官がそれ以上に不満を口にするのが3試合で7失点の守備面。「後半はセカンドボールを拾われ、サイドも簡単に突破されてクロスを上げられた。全体として守備をしっかりやって攻撃につなげるリスクマネジメントが大切」。攻守両面で課題を抱える中、次節20日は今季いまだ勝利のないホームに17位山形を迎える。

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