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李天秀負傷退場、大宮は5戦ぶり白星ならず

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[8・24 J1第23節 新潟0-0大宮 東北電ス]

 大宮アルディージャはアウェーで新潟と0-0で引き分け。今季5勝3分3敗と“得意”のアウェー戦で勝ち点1を奪ったが、7月23日の仙台戦以来となる勝ち点3をつかむことはできなかった。

 試合開始直後にチームをアクシデントが襲った。前半13分、新潟ディフェンスの背後へ飛び出したMF李天秀が右足を負傷し、途中交代。攻撃の柱を試合開始早々に失ってしまった。李天秀とFWラファエルを左右のサイドに置き、FWホドリゴ・ピンパォンを中央に配置する3トップ気味に試合に臨んだ大宮だったが、このアクシデントが影響して戦術変更を強いられてしまう。その後、守勢に回る時間が長くなった大宮。それでも新潟FWアンデルソンの決定的なシュートをGK北野貴之がストップするなど相手にリードを許さない。

 5試合ぶりの勝利を目指した後半にはMF上田康太の左足FKやCB深谷友基のヘディングシュート。そして後半18分に投入されたFW石原直樹のスピードを活かした攻撃などゴールを狙ったが最後まで決定打を打ち込むことはできなかった。大宮によると、鈴木淳監督は「イ・チョンスがいなくなったことで試合前に狙いとしたことができなくなってしまいました。結果的には、よく粘って勝点1を持って帰れることになりましたが、もう少しアタッキングサードでのアイデアや、そこでのコンビネーションを高めていかないと、得点を奪えないと思っています」。次戦はホームでの磐田戦。今季6分5敗のホームで今度こそ初勝利を目指す。

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