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鳥栖が今季初3連勝で首位と5差

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[8・28 J2第26節 鳥栖2-1水戸 ベアスタ]

 サガン鳥栖が今季初の3連勝を飾った。16位・水戸ホーリーホック戦は前半24分、右サイドからFW早坂良太、MF岡本知剛とつなぐと、最後はPAへ抜け出したFW豊田陽平が先制ゴール。さらに同30分には右サイドからMF金民友が出したラストパスに豊田が飛び込むと、これが相手DFのオウンゴールを誘い、2-0へリードを広げた。

 一方の水戸は後半、FW鈴木隆行の左足FKがゴールマウスをかすめ、MFロメロ・フランクの決定的なシュートがゴールを襲う。そして後半31分にはPA外でこぼれ球に反応したDF塩谷司が2試合連続ゴールとなる強烈なミドルシュートを叩き込み、1点差へ迫った。それでも守護神、赤星拓が再三のビッグセーブを見せるなどゴールを守った鳥栖が水戸の追撃をかわし、2-1で勝利。2試合連続ゴールの豊田は試合後のインタビューで「(決勝ゴールは)いいボールが入ってトラップは流れたけれど、先に触って決めることができた。(一時期不振だったが)忘れていた貪欲な気持ちを持つことができた」。

 貪欲な姿勢を取り戻したエースが前節・東京V戦で決めた、自らの下腹部に当たったボールがゴールへ吸い込まれるラッキーなゴールに続く2戦連発。7位から6位へ浮上し、首位との勝ち点差を5へ詰めたチームのJ1昇格のために、これからも貪欲にゴールを狙い続ける。

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