beacon

「元FWなので」三平の技ありゴールなどで大分が水戸を下す

このエントリーをはてなブックマークに追加
[9.11 J2第27節 水戸0-2大分 Ksスタ]

 大分トリニータは少ないチャンスを生かし、水戸ホーリーホックに2-0で勝利した。数的不利の戦いを強いられた前節・富山戦(0-1)で連勝が2で止まったが、2試合ぶりの勝ち点3を手にした。一方、水戸は4連敗で6試合白星なし(1分5敗)となった。

 前半10分、技ありゴールで先制した。MF宮沢正史の素早いFKをMF三平和司が右足アウトサイドで合わせ、ゴールに流し込む。4試合ぶり今季3点目となった三平は試合後のインタビューで「(ポジションは3-4-3の中盤の右サイドで)ワイドだけど、元FWなので。いつでもゴールを狙っていた。点を取れてよかった」と胸を張った。

 幸先良くリードを奪った大分だが、その後は水戸の反撃に遭った。前半40分、右サイドを突破したMF小池純輝のシュートはGKがセーブ。同45分にはMF小幡純平のスルーパスからFW鈴木隆行が左サイドを抜け出し、角度のない位置から左足で狙ったが、ゴール右に外れた。後半も水戸がペースを握り、後半10分には鈴木の左クロスに小池が頭で合わせたが、シュートはGKの正面を突いた。

 すると、後半18分、大分は左サイドからカットインしたMFチェ・ジョンハンが目の覚めるような右足ミドルを叩き込み、2-0。その後の反撃もかわし、逃げ切った。「うちらは苦しい試合で勝っていかないと、上位を目指せない。勝ててよかった」と三平。シュート数では6本対15本と劣勢の展開だったが、決定力を見せ付け、敵地で勝ち点3をもぎ取った。

TOP