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大宮は猛攻みせるも1点が遠く、C大阪と勝ち点分け合う

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[9.18 J1第26節 大宮0-0C大阪 熊谷陸]

 大宮アルディージャは幾度もチャンスをつくるが1点が奪えず、C大阪と0-0で引き分けた。公式戦3戦ぶりの勝利はならなかったものの、勝ち点1を手に入れ、15位から14位へ順位を一つ上げた。

 大宮はロンドン五輪アジア最終予選で攻撃の要であるMF東慶悟が不在となったが、その影響を感じさせず。5試合ぶりの先発となったMF藤本主税がトップ下に入り、幾度もチャンスをつくった。しかし1点が奪えずに終盤には攻め疲れ、スコアレスで試合を終えた。

 序盤から果敢に攻め込み、公式戦3連勝中のC大阪を押し込んだ。前半27分にはDF村上和弘の右クロスからMF金久保順がシュートを放つが枠を外れた。同32分にはFWホドリゴ・ピンパォンからのロングボールを受けた藤本が右サイドからドリブル突破。自ら持ち込み、シュートを放つがサイドネットへ外れた。前半を0-0で折り返した。

 後半に入っても大宮は攻撃のペースを落とさない。後半9分には中央から崩しにかかると、最後は金久保のスルーパスにPA正面へ抜け出した藤本がシュート。しかし、GKに止められた。同13分にはピンパォンに代えて、FW石原直樹を投入。同25分、藤本からの浮き球パスに抜け出した石原がゴール右からジャンピングボレー。しかし枠を捉えることはできない。

 終了間際の43分には決定的なチャンスが訪れる。MF橋本早十のラストパスから藤本がシュートを放つがDFがクリア。PA内でこぼれを拾ったMF上田康太がシュートを放つが、これもDFに阻まれる。3度目の正直とばかりに、こぼれが藤本の足元に流れるが放ったシュートは大きくを外れてしまった。結局1点が奪えずに試合は終了。0-0で勝ち点1を分け合った。

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