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徳島は東京Vに零封負けも昇格圏とは勝ち点1差の4位をキープ

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[10.19 J2第6節 東京V1-0徳島 国立]

 4位徳島ヴォルティスは8位東京ヴェルディに0-1で敗れた。前半4分にMF菊岡拓朗にゴールを決められると、GK柴崎貴広が守るゴールを破ることができずに零封負けを喫した。この日の試合で3位・札幌も敗れたため、昇格圏の3位との勝ち点差は1のままとなった。

 開始4分、左サイドから持ち込んだFW阿部拓馬のパスから菊岡にDFラインの裏へ抜け出されると、シュートを決められて、先制点を奪われた。前半を0-1で折り返した。後半に入り、幾度も決定機を迎えたが守護神・柴崎の好セーブに阻まれて1点が決められない。後半11分には、FW衛藤裕の右CKからDF西嶋弘之がシュートを放つもGKに止められた。

 後半14分にはFW柿谷曜一朗が左クロスから、DF島村毅がシュートを打つも、GK正面。同26分には、再び左サイドから柿谷が前線へロングボール。ファーサイドの島村が頭で合わせるもGKに阻まれた。終了間際のロスタイム1分には、決定的な場面を迎える。柿谷からのロングボールをゴール正面で受けたFW津田知宏がシュート。しかし、柴崎の右手一本に止められ、ゴールはならなかった。0-1のままで試合は終了。2試合ぶりの黒星を喫した。

 対する東京Vは、ここ2試合引き分けだったため、3試合ぶりの白星獲得。菊岡の決めたゴールを守り切り、1-0で勝利を収めると、8位から7位へ浮上した。今季も残るは8試合となり、昇格圏の3位・札幌とは勝ち点8差となった。

 試合後のテレビインタビューで完封勝利を果たした柴崎は「勝つことしか考えていなかった。勝てて良かった」と安堵の表情。「選手、スタッフ、サポーターの皆さんも誰もJ1昇格を諦めていない。チームとしても選手としても、きょうは良かったと思うので。きょうみたいなゲームを続けていきたい」と意気込んだ。

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