beacon

岡山が同勝ち点で並ぶ富山を下し14位に浮上

このエントリーをはてなブックマークに追加
[11.13 J2第35節 富山0-2岡山 富山]

 ファジアーノ岡山カターレ富山に2-0で快勝し、2試合ぶりの勝利を飾った。前節終了時点で同じ10勝9分15敗の勝ち点39で並んでいた2チームの対戦。「勝利数も引き分けも勝ち点でも並んでいる相手。勝って集団を抜け出そうと話していた」という影山雅永監督の言葉どおり、直接対決で勝ち点3を手にし、17位から14位に順位を上げた。

 互いに決め手を欠き、0-0で折り返した後半6分、MF妹尾隆佑のスルーパスに抜け出したFW久木田紳吾がPA内右からシュート。DFに当たってこぼれたボールを自ら拾うと、折り返しを逆サイドのMF金民均が左足で押し込んだ。先制後も試合の主導権を握り続ける岡山は後半ロスタイム、MF仙石廉の右CKをファーサイドのMF澤口雅彦が頭で折り返し、途中出場のFW岸田裕樹が難しい体勢から右足で合わせ、試合を決定付けた。

 5試合ぶりの複数得点で勝ち点3を手にした影山監督は試合後のインタビューで残り3試合に向け「この上の集団に追い付くためにも、勝って勝って、いい形でシーズンを終えられるように頑張りたい」と力説。少しでも順位を上げて来季につなげるつもりだ。

TOP