beacon

富山がロスタイム2発で愛媛に逆転勝利

このエントリーをはてなブックマークに追加
[11.19 J2第36節 富山2-1愛媛 富山]

 カターレ富山が終了間際の劇的な2得点で愛媛FCに2-1の逆転勝利を飾った。1点を追う後半ロスタイム1分にFW苔口卓也のゴールで追いつくと、同5分にはDF福田俊介が逆転弾を決めた。前節・岡山戦(0-2)で5試合ぶりの黒星を喫してたが、その流れを止め、勝ち点3を手に入れた。

 先制点を奪ったのは、ここ11試合勝ちなし(7分4敗)の愛媛だった。後半5分、右サイドからPA内へ仕掛けたMF東浩史のボールが富山MF森泰次郎の足へ当たり、運良くゴール目前のDF高杉亮太の足元へ。高杉が冷静にシュートを決めて、愛媛が先制に成功した。その後も右手首を骨折しながらも、強行出場したFW齋藤学を中心に果敢に攻め込む。しかし追加点は奪えない。

 その後スコアは動かず、愛媛の1点リードで試合終了かと思われた後半ロスタイムだった。後半ロスタイム1分、MF谷田悠介の左クロスをファーサイドのFW平野甲斐が頭で落とすと、最後は苔口がシュートを決めた。さらに同5分には、途中出場のMF関原凌河が左サイドからドリブル突破。クロスを受けたゴール正面の福田が右足ダイレクトで叩き込み、劇的な逆転弾。富山が2-1で勝利した。

 試合後、クラブによると決勝点を決めた福田は「内容は悪かったけど、勝てて良かった。残り2試合も勝たないと目標に行けないので、富山のサッカーを貫いて勝ちたいと思う」と今季の残り2試合を見据え、意気込んだ。

TOP