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鳥栖が徳島に3発完勝!!直接対決を制し、J1昇格をほぼ確定させる

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[11.27 J2第37節 徳島0-3鳥栖 鳴門大塚]

 クラブ創設13年目での悲願達成へ!! 2位サガン鳥栖が勝ち点65で並ぶ、3位・徳島との直接対決を制し、最終節を残して、J1昇格をほぼ確定させた。FW豊田陽平の3戦連続弾などで3-0で快勝し、勝ち点を68に伸ばした。今節終了時点で3位へ浮上してきた札幌との勝ち点差、4位へ転落した徳島との勝ち点差は3差となった。最終節・熊本戦で引き分け以上で自力での昇格が決定。また、最終節で敗れた場合も、得失点差では3位・札幌を18差、4位・徳島を20差で上回っているため、鳥栖の昇格は、ほぼ決定的なものとなった。

 開始6分、豊田が右サイドから仕掛け、DFを引き付けると逆サイドでフリーのMF金民友へパス。冷静に放った左足シュートはゴール左隅へ決まった。鳥栖が金の今季7点目のゴールで先制に成功した。直後の10分にはPKを献上。しかし、MF徳重隆明の蹴り込んだボールはGK赤星拓がビックセーブ。失点を許さない。

 すると前半30分には「DFと中盤が頑張ってくれていた。だからこそなんとか点を取りたかった」と話すFW池田圭が追加点を決めた。DF木谷公亮のFKからゴール前混戦。最後は池田が押し込んだ。2点のリードで迎えた後半11分には、「大事な一戦だとは思ったが普段と変わらずに試合に臨んだ」というエースが試合を決めるゴールを沈めた。右サイドMF藤田直之のスローイン。ゴール前まで伸びたボールに豊田が合わせてヘディングシュート。3-0に突き放すシュートを決めた。

 その後は徳島の猛攻を受けるが、守護神・赤星が好セーブをみせる。追撃を許さずに、3-0で試合は終了。完封勝利を飾った鳥栖が直接対決を制し、J1昇格をほぼ確定させた。

 試合後、鳥栖の尹晶煥監督は「選手たちがここまでやってくれるとは思わなかった。すばらしい試合をしてくれた。やろうとする意欲、最後まで体を投げ出して戦ってくれた」と試合を振り返り、「やっと(J1昇格へ王手をかけたと)言える日が来た」と笑顔をみせた。また、3戦連続弾を決めた豊田は「まだ残り試合があるので、最後まで一戦一戦を大事に戦いたい」とキッパリ話した。クラブ創設13年目での悲願達成が目前に迫ってきた。

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