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大宮はU-22代表・東の2発などでホーム2勝目飾る

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[12.3 J1第34節 大宮3-1甲府 NACK]

 大宮アルディージャはU-22日本代表MF東慶悟の2得点などで甲府に3-1で勝利した。今季はなかなかホームで勝つことができなかったが、最終節で今季ホーム2勝目を飾ることに成功した。

 試合後、2点を決めた東は「初めて1試合で2点もきめることが出来てよかった」と笑顔でコメント。鈴木淳監督も「ホームでなかなか勝てなかった。最後に勝てて嬉しく思う」と話し、「3点を取れたし、内容はまずまずだった」と今季最終戦を振り返った。

 前半13分、センターライン付近から東が右サイドへ展開。これを受けたFW石原直樹が鮮やかなステップワークでDFをかわし、右足シュート。先制点を決めた。同25分には失点し、1-1に追いつかれるも、失点から4分後には東が逆転弾を沈めてみせた。MF渡邉大剛のパスに右サイドへ抜け出したDF杉山新がダイレクトでクロス。これに合わせて東がヘディングシュート。「ヘディングは得意じゃない」と話すU-22代表MFのゴールで逆転した。

 さらに2-1で迎えた後半2分、相手陣内PA手前でDFダニエルのボールを東が奪取。これを受けた石原が左サイドへ走り込んだDF村上和弘に展開した。村上のクロスをファーサイドの渡邉が折り返す。これを東がワンタッチで押し込み、3-1と試合を決定付けた。

 後半19分には今季限りでの退団が決まったMF藤本主税を投入。選手たちも藤本へパスをつなぎ、サポーターからは多くの声援が送られた。4点目こそならなかったが、3-1で試合は終了。大宮が今季1勝8分7敗のホームゲームで、待望のホーム2勝目を手にし、今季のリーグ戦を終えた。

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