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C大阪が福岡に7発快勝!!福岡は何とか最下位免れる

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[12.3 J1第34節 C大阪7-1福岡 金鳥スタ]

 セレッソ大阪は金鳥スタジアムでアビスパ福岡と最終節を戦い、7-1で快勝した。5シーズン指揮を執り、日本代表MF香川真司(ドルトムント)らを育て上げた名将レヴィー・クルピ監督の花道を飾った。一方、福岡は今季最多の7失点大敗と最後の最後でもJ1の洗礼を受けたが、この日の試合で最下位・山形も敗れたため、何とか勝ち点1差で上回ると最下位は免れた。

 まずは前半10分、DF藤本康太が右足で豪快ミドルシュートを突き刺した。その後、前半32分にFW城後寿のゴールで同点に追いつかれるが、その3分後、日本代表MF清武弘嗣が魅せた。中央をドリブルで切り裂き、ゴールまで約30mの位置から右足を振りぬく。ボールはゴール右隅に突き刺さり、C大阪が勝ち越した。

 ここからは一方的な展開になる。前半40分、MFキム・ボギョンが巧みなトラップから左足でゴールを奪うと、同ロスタイムにもMF倉田秋が自ら得たPKを沈め、4-1で前半を折り返した。

 前半のうちに試合を決めたC大阪だったが、後半に入ってもまだまだ止まらない。後半5分、左サイドを抜け出した倉田がこの日2点目を突き刺すと、同7分にはMF扇原貴宏のスルーパスに抜け出た途中出場FW杉本健勇が11試合ぶりとなるゴールで6-1。

 最後は後半31分、清武のスルーパスに抜け出したルーキーMF村田和哉がGKと1対1を倒れこみながら制して右足で押し込み、プロ入り初ゴールを決め、ゴールラッシュを締めくくった。

 試合後、場内一周でクルピ監督は涙をみせるも、「最後のタイトルを手にすることも不可能ではない」とコメント。最後の大仕事である天皇杯へ向けて、気合を入れなおしていた。

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