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原が2戦連続決勝点!!4連勝の京都が暫定2位浮上

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[4.15 J2第8節 京都1-0東京V 西京極]

 3連勝同士の一戦は京都サンガF.C.が制す!! 3位京都はホームで2位東京ヴェルディと対戦し、途中出場のFW原一樹の2戦連続弾で1-0で勝利した。4連勝を飾ると勝ち点を18に伸ばし、東京Vとの順位の入れ替えに成功。暫定2位に浮上を果たした。対する東京Vの連勝は3でストップ。5戦負けなし(4勝1分)と好調だったが6戦ぶり今季2度目の黒星を喫した。

 0-0で迎えた後半35分、途中出場した原が起用に応えた。出場からわずか1分後、中央のMF中山博貴から左サイドへ展開。FW宮吉拓実が逆サイドへ流すと、最後はPA右から原が右足シュート。これがゴールネットを揺らし、京都が待望の先制点を獲得。前節の岐阜戦(1-0)に続く原の連弾が決勝点となり、京都が1-0の勝利を飾った。

 今季、浦和から期限付き移籍で加入した原は、途中出場6試合で4点目。試合後は「チームとしても自分としても気持ちのこもったシュートが決まって良かった」とコメント。「後ろの選手がしっかりと守ってくれていたのでFWが点を取って勝つことができて良かった」と笑顔をみせると「ずっと上位にいられるように勝ち続けたい」と意欲をみせた。

 上位対決の一戦は、一進一退の攻防となった。互いに前節から先発は変更せず。U-23日本代表候補合宿から戻ってきた3選手が先発。京都は宮吉、東京VではMF小林祐希とFW杉本健勇が先発した。前半4分、DF森勇介の縦パスからMF西紀寛が右クロス。FW阿部拓馬のヘディングシュートはポスト左へ外れた。その後も左サイドスローイン、西からのボールをつなぐと最後はPA内左の阿部がシュート。これはポスト左を叩いた。対する京都は宮吉やMF中村充孝、MF工藤浩平が積極的に仕掛けるも、シュートは枠にいかず。0-0で前半を折り返した。

 後半には杉本が3度の決定機を迎えたが、いずれもGK水谷雄一に阻まれた。後半9分、縦パスに抜け出た杉本がゴール正面からシュートを狙うが水谷がキャッチ。同15分には森の右クロスを水谷が弾く。こぼれに詰めた杉本がシュートを放つが、水谷が倒れ込みながらも必死のクリア。1点が奪えない。後半33分には小林の右CKから、正面の杉本がグラウンダーのシュートを狙うも、またも守護神・水谷に止められた。チャンスをものにできず、時間が過ぎると痛恨の失点。東京Vが1点を追う展開となった。

 終了間際のロスタイム4分には東京Vがチャンスを迎える。小林が左サイドへ絶妙なスルーパス。抜け出したのは攻め上がっていたDF土屋征夫だった。この中央への折り返しに途中出場のFWジョジマールが飛び込むが、シュートはクロスバー上方へ大きく外れた。結局東京Vは1点が奪えず。チャンスをものにした京都が4連勝を飾った。

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