[4.15 J2第8節 千葉0-0岡山 フクアリ]

　ホーム4連勝を狙うジェフユナイテッド千葉と3連勝中のファジアーノ岡山が激突した一戦は互いに譲らず、0-0のスコアレスドローに終わった。千葉はまたしても今季初の連勝を逃し、ホームでの連勝も3でストップ。一方、岡山の連勝も3で止まったが、これで2試合連続の無失点で4戦負けなし(3勝1分)としている。

　岡山が積極的なプレーを見せた前半。0-0で後半に折り返すと、徐々に千葉が押し込んでいった。後半1分、復帰後初先発となった右SBマーク・ミリガンのロングスローにFW藤田祥史が頭で合わせる。同5分にはMFレジナルドのアーリークロスからFW深井正樹が左足ジャンピングボレーで狙ったが、いずれも枠を捉え切れなかった。

　後半7分にはMF兵働昭弘の右CKからDF山口智がヘディングシュート。完璧なタイミングだったが、シュートはゴールライン上でMF仙石廉がクリアした。同15分、深井の折り返しからレジナルドが右足でシュート。しかし、これはGKの好セーブに阻まれた。

　一方的に攻め立てながら1点を取れない千葉に対し、岡山もカウンターから少ないチャンスを狙う。後半31分にはスルーパスに抜け出したFW桑田慎一朗がGKと1対1の決定機。これを決めていれば理想的な展開だったが、右足のシュートはゴール上に浮かしてしまった。

　ホームで引き分けに終わるわけにはいかない千葉はその後もチャンスをつくったが、後半ロスタイム、レジナルドの右クロスに合わせた兵働のヘディングシュートもGKがキャッチ。最後の決め手を欠き、ホームで今季初の無得点に終わった。