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ダヴィの今季10点目で追いつくも逆転ならず、甲府は福岡とドロー

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[4.30 J2第11節 甲府1-1福岡 中銀スタ]

 3位ヴァンフォーレ甲府はホームで13位アビスパ福岡と対戦し、1-1で引き分けた。連勝はならなかったものの5戦負けなし(2勝3分)で勝ち点を21に伸ばすと暫定ながら3位はキープした。一方、先制するも追いつかれた福岡は勝ち点1を手にするに留まり、2戦勝ちなし(1分1敗)となってしまった。

 前半9分、先にチャンスを迎えたのは甲府だった。中央でボールを奪うとFWダヴィが右サイドへ展開。MF片桐淳至の右クロスにファーサイドのFW永里源気が走り込んでシュート。これはサイドネットへ外れた。同23分にはセットプレーから決定機。片桐の右CKからDFドウグラスがヘディングシュートを狙うがクロスバー上へ外れていった。

 カウンターからチャンスを狙う福岡は、前半34分に先制に成功した。MF鈴木惇が右サイドへ展開。ドリブルで駆け上がったMF城後寿が角度のない位置からゴール前へ折り返す。走り込んでいたFW坂田大輔がダイレクトでシュートを叩き込んだ。坂田の2戦連発となる今季7点目で福岡がリードを奪い、前半を折り返した。

 しかし後半、すかさず甲府が追いついた。後半2分、縦パスに抜け出したダヴィが右サイドゴールライン際からシュートを狙うがDFにクリアされる。それでも獲得した右CK。片桐が蹴り込んだボールにニアサイドのダヴィが合わせ、頭で叩き込んだ。J2得点ランキングで単独トップに立つダヴィの4戦連発、今季10点目で1-1と試合は振り出しに戻された。

 逆転をめざす甲府は後半10分に永里に代えて、MF柏好文。同20分にはピンバに代わり、FW青木孝太をピッチへ送った。同26分には後方からのパスに抜け出した青木がPA右で胸トラップ。シュートを打とうとするが、ミートせず。得点にはつなげない。一方の福岡はMF成岡翔が遠目の位置からも積極的に狙い、坂田が2点目をめざすが追加点は奪えず。ゴール前あと一歩のところで精度を欠いた。1-1で試合は終了。勝ち点1を分け合った。

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