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大宮vs清水 試合後の選手コメント

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[3.8 J1第1節 大宮0-0清水 NACK]

 J1第1節は8日、各地で残り2試合を行い、大宮アルディージャはホームで清水エスパルスと対戦。互いにチャンスはつくったが、決め手を欠き、0-0の引き分けに終わった。

<大宮>
●FW藤田祥史
―J1とJ2の違いは?
「タイミングが合えば裏に抜けたり、ポストプレーもできた。体の当て方は上手いし、カバーリングもJ2と比べたら速い。でもタイミングよくもらえれば、シュートまでいけるチャンスもあった。いろいろ経験して、判断を速くして、レベルアップしたい」
―点は取れそう?
「ある程度はやれるかなと。もうちょっと練習していけば」
―監督の指示は?
「守備でも先にアクションを起こして、プレスにいけと。前からプレッシャーをかけて高い位置で取れたし、前半はチャンスもあった」
―収穫と課題は?
「鳥栖でやっていたプレーがJ1でもある程度できる部分もあったし、課題も出た」

●MF新井涼平
「監督も相手のことは意識しないでやっていこうと話していたし、あまり意識せずにできた。守備では負けないところもあったし、運動量では負けないようにやっていきたい」
―試合中に監督から指示を受けていたが?
「簡単なプレーを心がけろと言われた」
―惜しいミドルシュートもあったが?
「自分の前に転がってくれば打つ自信はある。入ったと思ったけど…」

●DFマト
―ヨンセンを抑え込んでいたが?
「皆さんがヨンセンという選手をどう見ているかは分からないが、私にとっては対戦相手のひとりに過ぎない。自分の仕事をこなしただけだし、それができなければ私にプロとして問題があるということ。その意味で仕事はできたと思う」
―試合中に冨田と話していたが?
「何を話しているかを言うことはできないが、どうプレーするか、お互いに理解し合うにはもう少し時間が必要だと思う」

<清水>
●FWヨンセン
「高いボールではなく、もう少し低いボールの競り合いをやりたかった。大宮は組織されていたし、狙っていたサイドを使うという部分が難しかった。勝ち点1を取れたことをよしとしたい。大宮が強いのは感じたし、結果としてはよかった。次のホームのゲームが大切。チームとしても重要だし、必ず勝ちたい」

●FW岡崎慎司
「コンディションは悪くなかった。最後はちょっと動けなかったけど、ここからどんどんやっていければ」
―FWが孤立していた?
「セカンドボールを取らないとというのがお互いにあったし、バラバラになることは試合の中である。0-0で負けなかったことはDFに感謝したいし、次は点を取って勝ちたい」
―15得点を目標にしているが、手応えは?
「チャンスはあると思う。裏を狙う動きをやっていきたい。きょうは点が取れなかったし、守備もいけなかった。足が止まっていた」
―ヨンセンとの関係は?
「ロングボールが多かったので、近くにはいたからそれはよかった。他はまだまだ。FWにいいボールが入らなかったし、それは2トップというよりチームとしての課題」
―試合前夜に喘息の発作が出たと聞いたが?
「影響はなかった。薬でおさまったし。問題ない」

●DF青山直晃
「ラインの意思疎通がまだできていないし、話し合うところはあるけど、失点ゼロは大きい。ピンチはあっても最後のところはやられなかった」
―前半は藤田に裏を取られる場面もあったが?
「前半は自分のラインが岩下より少し高くなってギャップができていた。そこはずっと言われていたこと」
―同期の選手が計5人先発だったが?
「同期はライバルでもあるし、入ったときからずっと一緒にやっていて話しやすいところもある。連係をもっと深めていきたい」

●DF岩下敬輔
「結果として失点ゼロで抑えられたのはよかったけど、前半はバタバタして西部さんに助けられるところもあった。ああいうところはしっかりはじけるようにしたい」
―藤田に裏を取られる場面もあったが?
「結果として失点ゼロだったし、ああいう攻撃しかなかったから、もうちょっと警戒できればよかった」

(取材・文 西山紘平)

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