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蹴れるって素晴らしい by DJ KOHNO フロム ケツメイシ

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ブログ
by DJ KOHNO フロム ケツメイシ

最近のマイブームでもある選手のブログ巡りですが、サッカーから少し離れて、普段の日常を綴る人や、ブログ内でもサッカーネタが多い人など様々な様子が伺えて、特にファンではなくとも十分楽しめる環境が出来ているのは嬉しい限りです。
そういった場所がある事によりサッカー専門誌は選手のサッカー観や、目標などの熱い部分をより掘り下げて取材出来たりするんじゃないかなと思います。

あのメッシさえも普通に試合の感想やらなんやらを、結構まめに更新してくれているのには驚きですし、現在は引退された選手の方達も代表戦やJの感想を書いたりしてて、そういう所に自分が試合を見ながら感じた疑問点の答えがぽろっと落ちてたりするのも面白いですよね。

余談ですが先日お会いしたとあるIT関係の仕事をされている方は、現在流行っているのはブログ形式だけど、あと数年でツイッターが主流になるだろうと言ってましたが、そうなるにはまだ少し時間がかかるそうです。ツイッターに興味があるならなるべく早いうちから始めて、自分にあった使い方を探しなさいと言われました。いかに優れたシステムでも結局はそれを使う人の技量によって、有益なものともなるし、そうはならないし合う合わないがあるとの事。うーんサッカーにもあてはまるような気がします。

少しそれましたが最近見たブログで考えさせられた記事が2つほどあったのですが、1つ目が玉田圭司選手の3/7の記事。
内容的にはスーパーで声をかけて来たカップルと握手をしたそうですが、その後自宅までつけてきたらしい。声をかけられた時にファンですと言っていたそうですが、これははっきり言って凄く怖い。いくらファンと言われても玉田選手からすれば初対面の知らない人なわけで、知らない人があからさまに家までついてきたらどんな人でも不快感と恐怖心を抱くでしょう。その記事内でもはっきりと言ってますがそういった行為はファンとの間に溝が出来てしまうと悲しんでいました。
そのファンの方達もきっと悪気はなかったと思います。恐らく好きな選手と偶然出会えて握手までしてもらえたから、テンションがあがって好奇心の方が勝っちゃったんだとは思いますけど、ファンとしてのマナーも忘れないで行きたいですね。

そして2つ目がザスパ草津所属の戸田和幸選手の3/28の記事。内容は、古巣との対戦となった試合で負けた事の反省点と草津サポーターへの感謝、謝罪、そして古巣(千葉)のチームが戸田選手を拍手で迎えてくれた事への感謝とそのサポーター達へのリスペクトが書かれていた訳ですが、その記事を見た草津サポーターの一部の方から多くの非難メッセージが届いたそうです。その理由として戸田選手はその試合でゴールを決めたのですが、「千葉サポーターへのリスペクトの気持ちを込め、あえて喜びを爆発させなかった」という一文が大きな理由だったみたいですね。

確かに草津サポからすれば「今は草津の選手なんだから」といった感情が沸いてくるのも理解出来ますし、戸田選手がゴールパフォーマンスを控えたという気持ちも理解出来るし、難しい問題だなと思っていたところで、その非難メッセージに対して戸田選手は自分の言葉で返事の記事をアップしました。
あまり僕がかいつまんで書いて誤解されるのも怖い点ではありますので抜粋はしませんが、僕の持つ戸田選手のイメージは日本人選手の中で数少ない本当に闘う選手という点。草津の勝利の為に全力を出しているのが良く伝わってきたし、まっすぐな人間性も伝わってきた。なにを隠そう僕はトルシエJAPAN時代一番好きだった代表選手が戸田選手だったもので、ブログの文章から伝わってくるものも闘ってるなあと思わせてくれて嬉しく思います。

現在J2開幕から草津の調子(結果)はそんなに良くないのでサポーターも選手もフラストレーションがたまっている状況だとは思うが、チームの為に闘っている姿はきっと理解されるだろう。見てる点は同じ勝利なのだから。

今回取り上げさせてもらった玉田選手と戸田選手のブログは両方ともアメーバブログです。気になった方は是非チェックしてサポーターと選手の人間関係について考えてみるのも大切な事かもしれませんね。

今回は選手のブログに焦点を当てましたが、色んなチームのサポーターの方が書いてるブログにも面白いものが沢山あるので、機会をみて紹介出来たらなあと思っています。

最後に今回コラムのアップが遅れてしまいましたが、僕とマネージャー二人共完全に1日違えておりました。読者、関係者の皆様ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

※本コラムは隔週金曜更新予定です。感想はこちらまでお寄せください。

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