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流通経済大サッカー部日記「たつのこ日和」

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6分の1

関東大学サッカーリーグ戦第2節、順天堂大学との試合が17日(土)に西が丘にて行われました。結果は3-3で引き分け。拓殖大学を5-0で下したことで開幕戦では華々しいスタートを切ったものの、なんと2節目は引き分けに・・・。まだリーグ戦は開幕したばかり、負けた訳でもないので下を向くことはないのですが試合後「負けなくて良かったという気持ちと、勝ち点2を落としたという気持ち両方あります」と中野雄二監督の胸中は複雑なようでした。

実はこの試合、サッカー部内では試合前から『勝てる』という雰囲気がありました。と言うのも実はほんの2週間前に順天堂大学のレギュラーチームと練習試合を行い、スコアこそ2-1だったものの、内容は流経大の圧勝。この結果がどうやら選手達の自信に火を付けてしまったようで・・・「『その(2-1の)結果でやれるって安易に思うなよ』ってずっと言ってたんですけど・・・結論から言えば簡単に1点目を取れちゃったことで学生は(順天堂大学と)差があるんだなって勝手に決めちゃったんですよね(中野雄二監督)」と言う結果に繋がってしまいました。2節で対戦することが分かっていただけに、本来ならば実現しないタイミングでの練習試合でしたが、そこをあえて行った結果が今回は裏目に出てしまったようです。

それでも1-3になってしまった57分から残り30分弱で同点に追い付いたのは見事でした。特にラスト15分は怒涛の攻撃を見せつける展開。まさに流経大がやりたいサッカーというものを絵に描いたように見せてくれました。中野監督も「残りの15分だけは流経らしくサッカーがやれたかなぁ」とラスト15分に関しては合格点を与えられるようでしたが「最初からやってくれればいいのになぁって選手には話しました(中野雄二監督)」と、やはり不満の残る試合でした。

この試合について「6分の1だけサッカーがやれて、6分の5は落第点。だから6分の5は説教ですよね。6分の1だけ褒めてあげたいかな。試合内容通りです(中野雄二監督)」とのこと。この試合では6分の1だけしか評価されませんでしたが、今後は6分の2、6分の3と・・・試合内容がどんどん良くなって行けばいいなと思います。

※本コラムは不定期更新です。このコラムの感想をこちらまでお寄せください。

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