南アと言えば喜望峰!
[6月12日21時@ケープタウン]
12日朝にジョージを発ったわたしは、一日ケープタウンに滞在。飛行機が取れなかったのをいいことに、(ローカル便のため機体が小さくて、すぐ満席になるのです。ウソではありません)早くも観光をしました。
まだ日本の試合が始まっていないのにもう観光? そんな人間いるのか! ごめんなさい。でもここは南アフリカ。今回を逃すと、この地とは今生の別れになる可能性が高いのです。ここは心を鬼にして(?)観光です。
ドライバーのコッキーさんは推定年齢75歳。最初はちょっとドキドキしましたが、運転は確かだし、いろいろと教えてくれるし、ほんと助かりました。
最初に行こうとしたテーブルマウンテンに雲がかかっていたので、まずは市内を見下ろせる標高350メートルのシグナル・ポイントへ。眼下にはグリーンポイント・スタジアムが見えます。夜景はとってもきれいだそうです。
陸から14キロ離れたところにポッカリ浮かぶのはロベン島です。ネルソン・マンデラさんが1964年から1981年まで収監されていた島です。(1962年逮捕、1990年釈放です)
さて、コッキーさんのベンツは既に26万キロ走っていますがとっても快調です。今度は喜望峰へ向かいます。野生のサルに遭遇します。
車を走らせること1時間半、とうとう来てしまいました、喜望峰!バスコ・ダ・ガマ!1497年!
運が良ければクジラがいるという大西洋を見下ろしながら思い出したのは知床岬でしたが、ここはワールドカップ開催国。周りにいたのはウルグアイ人、フランス人、メキシコ人の御一行様でした。
「南アを訪れた人のほとんどが来ますよ。でも、わたしは20年ぶり2度目。だって、ここは遠いからね」とはコッキーさん。
ともあれ、南アに来て時間のある人はぜひ訪れてみてください。歴史を感じます。お勧めです!
(文・矢内由美子)
(写真はケープ・ポイントから見た大西洋)
