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SAMURAI密着日記

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南アで人気のsamuraiは

[6月13日24時@ブルームフォンテーン]
世界には雰囲気の悪い空港がいくつもありますが、ヨハネスブルクのタンボは、南ア人でも「最悪」と太鼓判を押すほどの酷さです。
それに引き換え、降りたとたんにパッと明るい雰囲気を感じることができるのが、ケープタウンです。

到着ロビーでは巨大サイズのザクミが我々を出迎えてくれます。出発ロビーのさらに上の階にあるカフェのコーヒーは安くて(12ランド=130円くらい)おいしく、無線LANもばっちりOK。今ではお気に入りの仕事場の一つになっています。

すると、そこですれ違ったのがカンガルーの被り物をつけたオーストラリア人サポーター御一行さま。「あ…」。一瞬、立ちくらみしそうになりました。トラウマって、怖いですね。

さて私は、ケープタウンからブルームフォンテーン行きの飛行機に乗りました。すると隣の席の若い女性が、着席するなり、青い衣装を着た忍者風のイラストが入った本と鉛筆をバッグから取り出すではありませんか。

よく見ると、それは「Samurai Sudoku」という本でした。

26歳、マリアは言いました。
「『数独』を始めたのは1年前よ。まだキャリアは浅いけど、本当に楽しい。やればやるほどスピードアップをしているわ」

マリアは「2年前に北京五輪直前の中国に行って、その帰りに東京に寄ったのよ。2日間の滞在だったけど、楽しかったわ」とも言っていました。

日本はやはり侍のイメージなんでしょうね。
でも、マリアは知りませんでした。
「え?sudokuって、日本人が作ったゲームなの?」
(文・矢内由美子)
(写真は数独を見せてくれたマリアさん)

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