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南アフリカW杯便り

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メディアセンターの食事

[6月17日午前3時@ヨハネスブルク]

 16日はヨハネスブルクから車で1時間ほどの距離にあるプレトリアで、地元の南アフリカ対ウルグアイの試合を取材してきました。

 プレトリアは南アフリカの首都のひとつ。実は南アフリカには首都が3つあり、プレトリアが行政府、ケープタウンが立法府、そして日本対カメルーンが行われたブルームフォンテーンが司法府になります。

 さて、今回のコラムでは、僕ら報道陣がスタジアムのメディアセンターでどんな食事を取っているか紹介したいと思います。

 試合が開催される10会場では、各スタジアムに大型のテントのようなメディアセンターが隣接していて、そこで記者やカメラマンが試合前、試合後に作業をしています。

 それぞれのメディアセンターには簡単なカフェテリアが設置されていて、もちろん有料ですが、飲み物からホットドッグやハンバーガーといった軽食、ちょっとした食事まで食べることができます。

 ただし、試合時間が近付くと、大行列になることが多く、水ひとつ買うにも30分以上並ぶのは当たり前。ブルームフォンテーンのような地方都市は幾分すいてますが、ヨハネスブルク近郊の会場は世界中から大勢の報道陣が押し寄せているため、メディアセンター内の席を確保するのも一苦労なのです。

 試合によっては一度も買わずに終わることもあるのですが、今日は早めにスタジアムに到着したこともあり、まだすいていたので、久々にしっかりとした食事を取りました。

 今日食べたのは「Hot Meal」という日替わりメニュー。メイン料理はチキンとビーフから選ぶことができ、僕が選んだのは「ビーフラザニア」。ポテトを薄く焼いたものとサラダ、パンもセットで付きます。飲み物のコーラも買って、合計90ランド(約1080円)。決して安くはないですが、ボリュームもあり、味もなかなかのものです。

<写真>この日食べた「Hot Meal」。左の皿にラザニアとポテト、右の皿にサラダが盛られています

(文 西山紘平)

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