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南アフリカW杯便り

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日本人審判も奮闘中

[6月17日午後11時@ヨハネスブルク]

 17日はヨハネスブルクのサッカーシティでアルゼンチン対韓国を取材しました。開幕戦でサッカーシティに行ったときは大渋滞で3時間もかかったため、今日は早めにホテルを出発したのですが、ほとんど渋滞もなく、1時間20分ほどで到着しました。

 試合自体は8万2174人の入場者数を記録したので、早めに出たのがよかったようです(もう少し遅く出発した人はやはり渋滞に巻き込まれたとのことでした)。だいぶ南アフリカの“生活”にも対応できるようになってきたのかもしれません。

 ところで、今日は取材を終えたあと、ゲキサカでFBN読み物『No Referee, No Football』も執筆していただいている日本サッカー協会の松崎康弘審判委員長とお会いしました。話題は当然、W杯の審判団に。もちろん、試合の中でいくつかのミスもあるようですが、全体的には良いジャッジの試合が多いそうです。

 日本からも西村雄一主審、相樂亨副審が“参戦”しています。11日にはウルグアイ対フランスを担当。大会初日という大事な試合を任されましたが、的確な判断とゲームコントロールで素晴らしいジャッジを見せてくれました。

 実際、この試合の西村主審に対する評価はとても高かったそうです。松崎委員長がFIFAの関係者から聞いたところによると、FIFAの審判委員会の採点は2(1~5で1が最高点)。イングランドサッカー協会(FA)の審判委員長からも「西村主審は素晴らしかった」とのメールをもらったとのことでした。

 西村主審のトリオはグループリーグ第2戦で21日のスペイン対ホンジュラスを担当する予定です。日本代表チームとともに、日本代表の審判団も決勝トーナメントに“進出”できることを祈っています。

(文 西山紘平)

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