ワシントンより!
こんにちは!ワシントン・フリーダムの澤穂希です。
2009年よりアメリカ女子プロサッカー(WPS)でプレーしているのですが、私にとっては1999年に渡米して以来2度目のアメリカ挑戦。日々サッカーに集中しております!今、アメリカで感じていることを書くことで、みなさんに女子サッカーの魅力、そして極意を伝えられたらと思います。これからよろしくお願いします!
まずはワシントンでの生活についてお話したいと思います。
日本とワシントンの時差は-14時間。サマータイム中は-13時間になります。今は「AFC女子アジアカップ2010中国」から帰国してまだ間がなく、時差ボケが治ってない状態でお話しております……。今はいつもより早く夜9時か9時30分ぐらいには寝て調整をしているところです。
ただ、私の感覚としてはワシントンに帰ってくる方が楽です。日本に行く方がキツく感じますね。なぜなんでしょう……?
どんな毎日を送っているか?と思われるかもしれませんが、試合のない平日を時間ごとに区切ると大体次のようになります。
7:30~8:00
起床
8:30~
家を出る
10:30~
練習
練習後、アイスバスなどでケアを行う
午後~
午後練がないときは帰宅、もしくは日本人の友人とランチなど
夕方~
帰宅
18:30~19:00
ホストファミリーと夕食
23:00までには就寝
私が住んでいる家は練習場から車で30分ほどの場所にあります。ホストファミリーにお世話になっているのですが、これがすごい豪邸!バスルームが9つもあるんです。家の中で2対2や3対3ができるぐらい部屋も広く(笑)、とても快適に過ごさせてもらっています。
以前に一度、JFA女子サッカー強化担当の野田朱美さん(元日本女子代表)がいらしたのですが、その時部屋の様子などを撮影していったんです。そうしたらアジアカップの間、海外でプレーしている選手たちが暮らす部屋の映像を集めて、永里(優季・現ポツダム所属)が一生懸命編集してました(笑)。BGMに各選手の好きな曲を乗せたりして、かなりおもしろい作品になりそうで期待してたのですが、結局、大会中に完成せず。次に代表で集まる時には見られるのではないか、と楽しみにしてます。
食事は料理が好きなので自炊が多いです。日本人主婦の友人がいるのでいっしょに作って、家族ぐるみで食事をしたり、おすそわけをもらったり(笑)。とてもリラックスした時間を過ごせているのですが、ひとつ懸念が……。アメリカの人たちはとにかくよく食べるんです!私は本来、大会やシーズンに入ると体重が落ちるタイプ。規則正しく、管理した生活になるからだと思うのですが、今は体重が逆に2キロぐらい増えたりしてます(笑)、たぶん知らず知らずのうちに周りの影響を受けて食べる量が増えているのでしょうか……?
※本コラムは隔週更新予定です。このコラムの感想をこちらまでお寄せください。
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澤選手自身が女子サッカーのすべてを説き明かした自著『直伝 澤穂希』