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市立船橋主将日記 by 平尾優頼

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DFの楽しさ
by 平尾優頼

 高校最後の大会の開幕まであとわずか。自分としては春に比べて試合中全体を見ることができていると感じています。落ち着いて対応できるようにもなった。DFとして少しずつですけど、成長できてきている。また涼しくなってきたので、疲れもなくなってより動けるようにもなってきました。

 選手権での目標はゼロに抑えることだけではないですが、得点は許したくないです。CBのコンビを組んでいる山野辺はガッツがあるし、ヘディングにしても前にいける速さがある。自分はやりやすい。2人でうまく分担しながら、またSBやGKたちと連携を取りながら上手く守ることができればと考えています。

 サッカーを始めた頃は前線をやっていましたけど、小学生の8人制サッカーに変わってからDFになりました。DFの楽しさは試合中に「これはヤバイ!」という場面を止めたときですね。DF冥利に尽きるというか楽しく感じる瞬間です。相手が誰だから燃えるということのは以前はありましたけど、今年はカバーすることが多いので今はほとんどないです。でも(水野)輝さんがカバーをしてくれた昨年はFWにチャレンジできていて、特に千葉国際のブラジル人FWと対戦したときはやってやろうと思っていましたね。

 今はチームの守り方もあって、すごいFWを1対1で抑え込んだとかいう喜びはあまりないですけど、やって1番怖いなと思ったのはやはり流経大柏です。少ないチャンスをほとんど決めてくるから気が抜けない。選手権で全国へ行くためにはその流経大柏に必ず勝たなければいけない。当たるとしたら決勝ですが、絶対に抑えて優勝したいです。

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