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「ボールは丸い」~慶大ソッカー部マネージャー戦記 by 呉田幸子

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「長い長いチーム作り、すべては勝利のため」
by 呉田幸子

こんにちは。
 日本代表は負けてしまいましたね(;_;)ちなみに私は10年前から長谷部選手の大ファンなので頑張ってほしいです!

 それはおいといて、関東リーグ開幕まであと2週間をきりました。いよいよという空気が漂ってきたところです。

 新メンバーで12月にチームを立ち上げて早4か月。まずは開幕戦での一勝を掴むため、地道にチーム作りをしてきました。

 その1つ、ミーティングについて書きます。チームの方向決めや役職決めの為に、とことん、ミーティングをするのがソッカー部の特徴です。

 主に学年単位で行われ、ミスをしたら学年の連帯責任になるので、その日にミーティングをします。2年生になると、副務、学連(関東大学サッカー連盟の学生幹事)、グラウンドマネージャー(いわゆる学生コーチ)を出すために学年目標やチームの方針も含めて話し合います。3年生のときは学生トレーナー、主将副将を決めます。

 2年生のときは毎晩毎晩、話し合いました。女子1人だったので辛かったし(笑)、同期の人の顔を見たくなくなる日もありましたが、何百回の中でも心に残る大事なミーティングは鮮明に覚えています。

 4年生になると、 強制されたミーティングはありませんが、私たちは月に1度の定期ミーティングを行っています。
 先週末も、各学年の状況把握、遠征の反省、3月の目標の確認を2時間弱、話し合いました。チームの中での、特に最上級生での共有はとても大切なことで、意外と話すことは多いのです。厳しい言葉も飛び交うので、自分とチームを顧みるいい機会かなと思います。

 このミーティングを通して、自分の意見を言うことや相手の考えを聞くことといった、人生で大切なことを学ぶことができると思っています。

 伝統により、ミーティングをあまりにたくさんやるので、形式化して意味のないものになることが懸念されます。本質をとらえて、せっかくの時間を有意義に使わなければならないと思います。

 だから、全体だけでなく少人数で日々コミュニケーションをとったり議論し合うことはとても大切だと思います。
 何か問題が起きたとき、迅速に対応し、解決できる組織を作りたいと思っています。

 私たちは先ほども述べたように、定期ミーティングをしていますが、2年生のときにやった毎日の辛いミーティングや3年生のときの熱い議論が前提になっていると感じます。4年生として何か迷ったとき、方向付けをするのは自分達が相当な時間をかけて話し合ってきた共通認識です。真面目に自覚をもって行動することを怠っては何も残らないんだ、ということを全員がわかっているはずです。

 そんな土台作りも全ては勝利のため。全ての力を結集して勝利を掴みたいと思います。

 あと10日間、まだまだだという謙虚な気持ちを持ちつつ、自分達を信じて、前進し続けたいと思います!

 来週は開幕に向けた想いを書きたいと思います!

写真はミーティングルーム

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