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「ボールは丸い」~慶大ソッカー部マネージャー戦記 by 呉田幸子

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開幕戦黒星。さぁ早慶戦、宿敵を倒せ!!
by 呉田幸子

こんにちは。

 先週日曜日、関東大学リーグ戦が開幕しました。結果からいうと、中央大学に0-1で敗北を喫しました。2人の退場者を出してしまい、開幕を白星で飾ることができませんでした。
 個人的には反省点があった一方で、選手、応援している部員、会場に来ていただいたOBや保護者の皆様のパワーを感じました。

「下を向かないこと。」試合後、主将始め多くの選手からその言葉を聞きました。チームは、完全に切り替え、とてもいい雰囲気で練習に励んでいます。

 私も、先週の試合を振り返るより、次の試合のことを書きたいと思います。

 今週末の相手は、早稲田大学。つまり早慶戦です!!

 早慶戦は、慶應と早稲田にとって特別なもの。なんでかわからないけど、燃えてくるものがあります。「早稲田だけには絶対勝ちたいんだよね」って言葉が今週あちらこちらで聞かれます。サッカーの場合、黄色と海老茶色のあの組み合わせに人々は熱くなります。

 サッカーにも早慶戦あるの?!って言葉を聞くことが少なくないんですが、めちゃくちゃ伝統ある早慶戦なんですよ。早慶サッカー部を卒業された数々の著名OB達の脳裏にも刻まれている、この試合なしでは、日本サッカーは語れない!というほど多くの著名人が出場し、名を刻んでいます。OBの方はよくこうおっしゃいます。「俺のときは早慶戦何勝だったんだよね」「早慶戦だけは違った、印象強い」

 サッカー早慶戦は通常、1年に3回あります。この関東大学サッカーリーグ戦の前期後期の2回、そして国立競技場で1万人以上を集めて行われる早慶サッカー定期戦。
 今週末は最初のリーグ戦早慶戦です。

 個人的にも早稲田というライバルは、特別な存在だなと感じることが多々あります。
 6月の早慶定期戦の開催にあたり、早稲田の学生スタッフと一緒になって企画をします。その中でもお互いのチームのことを話したり、お互いの悩みを共有したりと、刺激を受けています。早稲田の学生スタッフの先輩方にも尊敬できる方が沢山おり、沢山学ばせていただきました。
 チームの方針や組織作りの方法について、たとえば新入生の教育方法をとっても、早慶で全く逆だったり、あ、そんな考え方もあるのかと考えの幅が2倍になります。

 私は早稲田と馴染み深い西武新宿線沿線に在住のため(?)、一部の選手たちとも仲良くさせてもらってます(笑)。

 今回の、集中応援日の企画も早稲田と合同で企画しています。大学サッカーを早慶で引っ張っていかねば!という自覚のもと、西が丘を盛り上げるべく準備しています。
 慶應のHPに早稲田主将が、早稲田のHPに慶應の主将が登場するという、異例の事態が起こっていますので、ちょっと見てみてください!

 さて、忘れてはならないのが、早稲田大学は昨季全日本選手権覇者です。ライバルが日本一の称号を手にした姿は私達にとって悔しい瞬間でした。しかし、日本一を目指す私たちにとって、日本一になる=早稲田を倒すことに置き換えられたのは、ラッキーなことかもしれません。

 いつの時代も、激しくぶつかりあう黄色とエンジのプライド。今年も新たな1ページが刻まれる瞬間を是非多くの方に見ていただきたいです。

 週末、味の素フィールド西が丘に是非お越しください。4/7 13:50@味の素フィールド西が丘
※これに来られなくても定期戦に!(6/29 19:00@国立競技場)

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