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「ボールは丸い」~慶大ソッカー部マネージャー戦記 by 呉田幸子

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インディペンデンスリーグ―人間育成としての大学サッカー
by 呉田幸子

こんにちは!

 ソッカー部は、3戦負けなしと上昇気流に乗って参りました。しかし、こういう時こそ気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

 さて、先週末「インディペンデンスリーグ」が開幕しました!簡単に言うと、2軍以下のリーグです。慶應からはKEIO-SとKEIO-Jとして参加しています。

 大学サッカーのとても良い点は、下のレベルの選手たちにも公式戦の場が用意されているということです。
 公式戦の場というのは選手の成長にとって欠かせないもので、公式戦でしか味わえない緊張感と責任感があるのは事実です。
 このIリーグは、表舞台で陽の目を浴びない選手たちのハングリー精神がぶつかり合うリーグなのです。
 ソッカー部の中にも、昨年や一昨年Iリーグで活躍し、現在関東リーグに出ている、いわゆる「元Iリーガー」が何名もいます。前節のスタメンでは4人がそうです。

 中でも選手層の厚い大学はIリーグにもレベルの高いチームが出てきます。全国大会もあり、日本一を決める戦いがあることも魅力の1つです。昨季の全国覇者は、福岡大学でした。

 公式戦なので、チーム全体として盛り上げます。先週末はKEIO-SとKEIO-Jの2試合がありました。前日の関東リーグのスタメンは、元Iリーガーの2年山田融が応援隊長になって180分間声を出し続けました。(90分間の試合より過酷?!)
 他大学でもIリーグの応援は全員でやるという文化があるところもあります。(中央大はawayでも駆け付けると聞きました!)

 そしてリーグの運営は、関東大学サッカー連盟の統括の元、各大学の部員が行います。ソッカー部ではマネージャーか中心になって行います。「優秀運営校」をなんとしても取る!という意気込みで取り組んでいます。

 こうして労力をかけてもIリーグを行うのは、大学サッカーが人間教育の場であるからということです。
 "サッカーのための人生か、人生のためのサッカーか" (ソッカー部入部案内より引用)
 公式戦とそれを実施することを通して、サッカーの技術だけでなく多くのことを学ぶことができるのではないかと思います。

 さて、明日は11:30からたつのこフィールドにて桐蔭横浜大学との一戦です。その一戦にすべてを注いで、慶應義塾体育会ソッカー部関東1部復帰後初の3連勝となるよう頑張ります。

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