beacon

「ボールは丸い」~慶大ソッカー部マネージャー戦記 by 呉田幸子

このエントリーをはてなブックマークに追加

☆6.29早慶戦@国立☆早稲田という良き仲間、ライバル
by 呉田幸子

早慶戦まで、あと1週間。寝る間を惜しんで準備する日々が続いています。

早慶戦とは、早稲田大学との一戦。対戦相手のことを少し書いてみます。

早慶戦運営は、早慶の主務・副務・マネージャーで共同で行うので、下級生の頃から早稲田の主務や副務の先輩と一緒に、いろんなことを学びながら運営に取り組んできました。

早慶の主務同士は、副務(3年)のときに早慶戦のプログラム作りを共同でやるということもあって、どの代もとても良い関係なんだなぁと近くで見ていて思います。リーグ戦会場で会うと2人で話し込んでる姿をよく目にします。他の誰にもわからない、主務だからこそわかる悩みを共有してるらしいです。

私の隣にも良きライバルがいます。広報の森岡(愛称もりぞー)と共にいろんなアイディアを出して、取り組んできました。早慶戦HPやFBの企画も全て私たちがやっています。1人では出すことのできなかった新しいアイディアを、2人なら生み出すことができます。本当に出会えてよかったなと思っています。
マネージャー陣の中でも、自分達だけやれればいいやって考え方ではなく、両チームに差が出ないように合わせよう、できるだけ対称になるようにやろうという考え方があります。それでこそこの大会の価値が上がっていくのだと思います。

早慶戦2万人動員という目標を掲げられたのは、こうした信頼できる仲間がいたからです。

早慶戦に関わる中で、多くの早稲田の選手たちとも知り合うことができました。「選手として1stであると同様に人間として1stたれ」という“WASEDA the 1st”を体現する彼らの姿に刺激を受けることも少なくありませんでした。
すごく似ているようで、実はチーム編成、部の仕組みなど正反対なことも多い両チームです。どちらがいいということではなく、お互いが自分たちのプライドを持って相手に勝ちたいと思っています。これが真のライバル関係なのかとも思います。

早稲田の皆とは、1つの大会を作るために、半年以上苦楽を共にしてきました。
しかし、最後の日、運命は真っ二つに分かれます。同じ夢を持って歩んだにも関わらず、同時にその夢を叶えることは許されません。こんな宿命があるでしょうか。

いやでも、この良き仲間が悲しむ顔を見るために、自チームの選手には戦ってほしいと思います。
1週間前になり、周りからのご声援も多くなってきました。それの感謝を胸に、準備に取り組んでいきたいと思います。

応援、宜しくお願いします。

第64回早慶サッカー定期戦
6月29日(土) 19:00キックオフ
@国立競技場

TOP