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　僕らの代になって掲げた目標が4つあります。それは「新プリンスリーグ昇格」「インターハイ出場」「選手権出場」。そして「日本一を獲ること」。
　
　久我山はリーグ戦をとても重視します。なぜなら、リーグ戦とはチームの中で受け継がれていく伝統であり、さらには一年を通して行われるため、本当に力のあるチームかどうかが示されるからです。今年は「プリンスリーグ関東2部」に所属し、先日「新プリンスリーグ関東(来季より1部2部が併合)」へ昇格を決めました。これは僕たちにとって大きな自信となりました。

　2つ目の目標である、夏のインターハイ出場という目標は、僕が久我山に入学してから成し得ていないことで、個人的にも、チームとしてもかける思いの強い大会でした。しかし、インターハイ出場という目標こそは達成できたものの、ベスト16という「日本一」には到底及ばない結果に。僕たちにとってはかなり悔しい結果ではありましたが、この大会から得たことは大きく、選手権に向けて成長することのできる大会となりました。

　そして選手権出場。選手権という大会は、やはり高校サッカーにおけるメインイベントであり、サッカー少年であれば一度は憧れる舞台だと思います。僕も同じようにこの舞台を夢見てきました。そしてこの3年間、このためにつらい練習も仲間とともに乗り越えてきました。そしてつかんだ全国への切符、その「うれしさ」と「重み」を今感じています。
　
　ここまでの3つの目標は達成することができました。しかし最大で、最高の目標である「日本一」はまだ達成できていません。すべては残る一つの目標のため。そのピッチに立てることに感謝をして、全力を尽くします。応援よろしくお願いします。