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FBN密着インタビュー

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「3人目の動きをする選手を見て(意識して)パスを出したいと思っている。FWやサイドの選手は一試合に何回かあるシーンのために、何十回と走ったり、動きなおしをしている」

「ひとりで決めるゴールよりも、より多くの選手がからんだゴールが僕の理想。メキシコ戦のゴールも僕を信じて加地が上がってくれた。ヤナギ(柳沢)さんも準備してくれた。信頼関係が築けているから生まれたゴールだった」

「(コンフェデにいたる長い合宿の中で)選手間の距離を短くして、近くでプレーしようと前々から選手間で話あっていた」

「ボランチが攻撃に出ることは悪いことではない。特に(負けていて)追いかけなくてはいけない試合展開の中では、それも重要だから、僕や俊さん(中村俊輔)がカバーリングをしようという意識はあった」

 代表の中にはそれぞれ「違う価値観」をもった並ではない自意識のかたまりのような選手が集まっている。ここで大事なのは、物事は上から見るのと下から見るのと違うということである。どっちも間違いではない。ルールを決めないジーコのやり方だと選手のコミュニケ―ションによる「自治」。長いこと合宿すれば「呼吸」が合うようになる。あとは現場の「判断」お互いがお互いの仕事をおしつけあうような気まずい雰囲気の中ではとてもうまくいかない。どの選手もよかれと思ってやっている。しかし、他の選手=違う価値観から見て彼のプレーがどう見えているのかという点だ、問題は。
古今亭志ん生の名言「自分よりヘタと思うやつはだいたい自分と同じ。自分と同じくらいウマイと思うやつは自分より絶対実力が上だよ」今回の日本代表はこの自意識過剰なところが少し過剰な人が多いように思う。

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