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FBN密着インタビュー

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「(ブラジル戦は)メキシコ戦、ギリシャ戦を終えて、1勝1敗。決勝トーナメントに行くには、もう勝つしかなかった。すごく緊張してましたよ」

「(アジア予選では格下の守りを固めるチームばかりだった)コンフェデでは、前に攻めてくるチームばかり、自分たちよりもレベルの高いチームとの対戦でした」

「(ブラジルは)前に出てくるぶん、相手DFの裏にスペースがあったので、自分のよさをいつも以上に出せた」

「(ブラジル戦オフサイドになったシュートは)見えてました。絶対にオフサイドじゃない」

「ロナウジーニョは一瞬のスピードが速い」

「とりあえずボールにつく。ボールの出どころをサイドに限定するように追い込んで、サイドにボールが来たらとりにいく。あとは前線にクサビが入ったところで、ボールをとらないと難しい。ブラジルと戦うのは難しいほんと難しい」

 ジーコジャパンの功と罪が問われる時期が来ている。功のほうのひとつとしてゆっくり時間をかけてサイドの二人を育てた。特に加地の成長は目覚ましい。選手というのは何かをきっかけにグンと伸びるものだ。加地の場合はコンフェデレーションズカップのあのブラジル戦の幻のシュートから彼を悪く言うメディアの数も減り、実際にプレーもより精彩のあるものになっていった。ドイツ戦での怪我以後は加地待望論がまき起こるまでになった。選手を使い続けるというジーコイズムの得た一つの果実である。

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