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FBN密着インタビュー

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「コンフェデレーションズカップのブラジル戦で、後半から(小笠原)満男に代わってボランチで出場し、結構いい感じでプレーできた」

「自分が出た場面は負けていたんで、周りの選手は攻撃的に行き、僕が真ん中に残って・・・」

「(中田英 稲本 中田浩の3ボランチ気味の状態で)ヒデさんに『僕が真ん中で残るようにするから、ヒデさんはどんどん前にいって』ということを言ったら、ヒデさんも『うん、そうだね』って。それは上手くいくと思ったよ」

「ダイヤモンドはジーコのやりたい形。4バックになったときDFにボランチが近い位置にいなくてはいけない意味でも効果的だと思う。」

「(サブ組としてメインのチームの穴がわかった)前線のボールへの守備について『2トップ気味にして、ふたりでサイドにボールを追い出すようにしてプレスをかけたほうがいい』とかね。(選手たちが自主的に決めごとを作っていく様子)」

 ハレモノ扱いの中田英寿に対してまともに話ができるのは宮本恒靖・中澤佑ニ・中田浩二・少しニュアンスが違うが福西崇史のようだ。「他人が仕事をしていないと目につくが自分の怠慢には気がつかない」というごくごく当たり前の人間らしさは日本代表という組織にも蔓延しているようだ。そのことをこの乱青のインタビューを通じて感じた。「言われたことをやる。それだけでいいのか? そこから先だろう」ジーコのぼやきが聞こえてきそうな稚拙な考え方をする選手が多い。「自分はなんでもできるけど言われなければやらない」と「言われようが言われまいがやる」これがヒデとそのほかの選手の意識差ではないかと思う。彼らのインチキエリート意識=自意識を助長するようなメディアにも問題がある。反省。 

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