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　日本代表とカンボジアとの試合は素晴らしく拙い試合だったね。日本のメディアは2次予選で対戦している国のGKをみんな褒めているけれど、それは止められているから目立つ。コースの甘いシュート、GKを外せないシュートを打っているから相手のセーブが目立ってしまう。だから、GKを褒めるのは、自分たちの決定力の無さをバラしているようなものだ。
　
　はっきり言って、この段階で戦うチームのGKは上手くない。他のグループのチームは2次予選でも7点とか10点とか取っている。日本の当たったGKだけ上手いのか?　慣れない人工芝だったとか、ボールが重いとか、GKが良かったとか言い訳しないで欲しい。0-0で引き分けたシンガポールとの試合は埼玉スタジアムの芝が悪かった?　そんなことはないだろう?

　ハリルホジッチ監督は「何人かの選手に怒っています」と言っていたけれど、誰が試合に出したのか。遠藤(航)を柏木に代えた後半に2点とって勝ったけれど、遠藤が悪かった訳じゃない。ボクはゲーム作るのはセットプレー蹴る人だと思うけれど、遠藤も山口もFKを蹴る選手じゃない。こういう試合でボランチに守備的な選手を2人並べて上手くいかないのは当たり前。柏木入れたら上手くいくのも当たり前なんだよ。こんな弱い相手に何を求めているのか。

　選手起用は疑問だ。南野はたった5分。でも宇佐美は結果が出なくてもずっと使い続けている。自分が見つけてきた選手を活躍させることができていない。ハリルホジッチ監督は誰を発掘したのか。全部ザッケローニやアギーレの在庫でやっている。それに自分のパフォーマンスを加えてやっているだけだ。選手怒る前に自分の責任について反省した方がいい。

　今の段階の相手だったら勝てるからいい。でも来年、最終予選で同じようにはいかないよ。ワールドカップを争うライバルたちの中で、こんなに苦戦しているのは他にないんじゃないか?　選手たちの競争するんだという気持ちも伝わってこない。監督が代わって1年近く経つけれど、成長したかとどうか分からないよ。