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ヤング魂 by 長谷川望

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[第103回]MF中山碧(ジュビロ磐田U-15)「ボールボーイで学んだことを生かして全国へ!」
by 長谷川望

 静岡県磐田市で活動しているジュビロ磐田U-15は、Jリーグのアカデミーチームで、東海地域リーグ(U-15)に所属している同県の強豪チームだ。今年12月に行われる高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の出場権を得て、全国大会に挑む!

 半場康好監督にプロを目指すアカデミーチームとして心がけていることを聞いた。「今のトップチームを見ても切り替えが早いし、そういうところで相手に勝っていることが多いので、走ることや最後まで諦めないというのは、選手たちに常に言っていることです。ボールボーイもやらせてもらっているので、目の前ですごく走っているプロの選手がいると、『僕らも走らなきゃいけないな』と感じてくれているので、ありがたい環境だと思います」。常にプロを意識できる環境が、若き選手たちのプレー面から気持ちの面まで強くしている。

 今回は、チームを引っ張る中学3年生プレーヤーをピックアップ!

PICK UP選手
 中山碧くん(15)。ポジションはボランチ。得意なプレーについて「守備をしてボールを奪い切る事とミドルシュートはまだまだですけど得意なプレーにしていきたいです」と話す攻守にわたって頼れるチームのキャプテンだ。

 最近は「シュート練習に力を入れています」と言う中山くん。その言葉からは、チームを勝たせたいという想いが溢れている。「シュートを決められるようになりたいです。なかなか点が取れない試合で、中盤にいる自分が取れるようになったら勝てる試合もあるかなと思います。今のチームでサッカーが出来るのはあと少しなので、最後まで勝ちたいです」。12月に行われる高円宮杯の全国大会に向けて、チーム一丸となって練習に励んでいる。

どんな選手⁉
 半場監督は「責任感が強く、豊富な運動量で攻守にわたってチームを引っ張ってくれている選手です。彼は怪我で夏の全国大会に行けなかったので、その悔しさを晴らせるよう、最後まで頑張ってもらいたいです」と、中山くんの活躍に期待を寄せている。

 ジュビロ磐田U-15では、トップチームのボールボーイをする事ができるのも魅力の一つだ。何度もボールボーイを務めた事がある中山くんに感想を聞いた。「プレーも自分たちとは全然違うし、雰囲気が『これがプロ』という感じで緊張感がありました。球際の強さとか近くで見るからこそ感じることがあるので、見て感じたことをもっと真似したいと思いました」。自分が目指すプロのサッカーを間近で見られることは、プレーはもちろん雰囲気まで予習することが出来る貴重な体験となっている。

気になる質問‼
――好きな選手を教えてください。
宮崎智彦選手(磐田)です。頭を使った判断やポジショニングができるところが好きです」

――将来の夢を教えてください!
「プロになって日本代表のキャプテンとして活躍したいです! キャプテンに選ばれるのは、人間性とか監督の信頼とか求められるので人間性も高めていきたいです」

――これからも頑張ってください!
「冬の高円宮杯の全国大会があるので、夏負けてしまった借りを返せるように頑張ります!」

◆著者プロフィール◆長谷川望(はせがわ・のぞみ)
1987年生まれ。福島県出身。リオ五輪で4連覇を成し遂げた女子レスリング伊調馨を取材。2020年東京五輪を見据え、サッカーを中心にスポーツの育成年代を精力的に取材している。フジテレビ『とくダネ!』、2016年『林先生のあのアスリートを一流にした劇的スイッチ』他多数出演。
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