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栃木から加入のMFパウリーニョ「3つのミスを犯した」

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[2.26 ACLグループリーグ第1節 川崎F1-0貴州人和 等々力]

 上々のデビュー戦となった。今季、栃木から期限付き移籍で川崎フロンターレに加入したMFパウリーニョがダブルボランチの一角でフル出場した。

「栃木のスタイルとも全然違うし、初戦ということで難しい部分はたくさんあった。ただ、たくさんの人がサポートしてくれて、それが自分にとって大切だった。今は自信を持ってプレーできているし、これからもっとチームの力になれると思う」

 球際で強さを発揮し、持ち前のボール奪取力を披露。中盤で防波堤となり、貴州人和の反撃を食い止めた。ただ、1-0の前半38分には相手のロングキックをクリアしようとした際、ヘディングが自陣ゴール方向に流れ、決定的なピンチを招いた。カバーに入ったDF登里享平のファインプレーで難を逃れたが、「3つぐらい試合の中でやっていはいけないミスを犯した。次の試合ではそれをやらないようにしたい」と反省も忘れない。

「よりたくさんのボールを奪えるように日々やっていきたい。フロンターレはボールポゼッションができるチーム。相手のボールをより多く奪うことができれば、もっともっと自分たちのサッカーができる」。自分の持ち味をチームの力に変える。期待の新戦力が、アジアの舞台で及第点のプレーを見せた。

(取材・文 西山紘平)
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