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3冠王者G大阪は城南にも完封負けでグループ最下位のまま

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[3.3 ACLグループリーグ第2節 城南2-0G大阪 城南]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は3日、グループリーグ第2節を各地で行い、ガンバ大阪は敵地で城南FC(韓国)と対戦した。ともに黒星スタートとなった両チームの激突だったが、G大阪は前後半の立ち上がりに、それぞれ失点を許して0-2で敗戦。2連敗を喫して、グループリーグ最下位脱出はならなかった。

 初戦で広州富力(中国)に黒星を喫していたG大阪は、エースのFW宇佐美貴史がベンチスタート。FWリンスがFWパトリックと2トップ2を組んだ。G大阪にとって勝利の欲しい一戦だが、前半8分にMF小椋祥平のファウルでPKを与えてしまう。これをFWリカルド・ブエノに決められて、1点ビハインドとなってしまう。

 リードされたG大阪は、前半14分にリンスが倒されて得たFKから、MF遠藤保仁が直接ゴールを狙ったが、GKに抑えられた。その後はボールを保持しながらも、城南の守備を崩せずに前半を折り返した。

 G大阪は後半開始から小椋を下げて、MF明神智和を起用する。後半4分には攻撃参加していたDF米倉恒貴が右サイドからクロスを入れる。相手GKが弾いたボールを、遠藤が拾ってミドルシュートを放ったが、右に外れて行った。

 後半8分には自陣でボールを奪われると、MFキム・ドゥヒョンにシュートを打たれたがクロスバーに助けられる。同12分にも左サイドを崩されると、折り返しからFWファン・ウィジョにシュートを打たれるが、ボールは枠外へ飛んだ。

 G大阪もMF阿部浩之がゴールを狙ったが、GKの正面を突く。迎えた後半23分、G大阪はロングボールをフリックされると、最終ラインの裏に入ったボールをファン・ウィジョに拾われてシュートを打たれる。これが決まり、2点を追う形となってしまった。

 後半25分にG大阪は、FW宇佐美貴史とDF藤春廣輝を起用し、阿部と米倉をベンチに下げた。同35分には倉田の浮き球に宇佐美がヘッドで合わせたが、クロスバーを越えて枠を捉えられない。同37分にも遠藤の浮き球を受けたパトリックが倉田とのワンツーから右足を振り抜いたが、これもGKに防がれた。同40分にはリンスがPA外からゴールを狙うが、左に外れて行った。

 アディショナルタイムには宇佐美とパトリックの連係でゴールに迫る場面もあったG大阪だが、最後まで得点を挙げられずに試合は終了。G大阪は初戦に続く0-2の敗戦となっている。

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