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凱旋試合でACL初弾!! やっぱり“持ってた”本田圭佑「伸びしろある」

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凱旋試合で同点ゴールを決めたMF本田圭佑

[3.12 ACLグループF第2節 広島1-1メルボルン・V 広島広]

 試合には敗れたが、「持ってる」男にふさわしい凱旋試合だった。メルボルン・ビクトリーMF本田圭佑は1点ビハインドで迎えた後半26分、右からのクロスにスライディングシュートでACL初ゴールをマーク。試合後、フラッシュインタビューに応えた本田は「集まってくれたサポーターが少しでも楽しんでもらえたなら良かった」と語った。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第2節の広島戦は本田にとって初の国内凱旋試合。平日ナイターにもかかわらず、“本田効果”でチケットは完売となった。ホームサポーターからも声援が送られる中、4-3-1-2の右MFで先発した本田は前半3分に挨拶がわりのファーストシュートを放った。

 前半3分、広島が18歳MF東俊希のプロ初ゴールで先制したが、本田はセットプレーのキックや強烈なシュートでアピール。すると後半26分、トップ下にポジションを移した直後にすぐに結果を出した。DFストーム・ルーの折り返しにエリア内へ走り込んでのスライディングシュート。広島の観客からも大きな歓声が上がった。

 それでも後半41分、FW渡大生のゴールで勝ち越され、チームは1-2で敗戦。「勝ちに来たのでそれが実現できなかったのは言い訳できないし、チームとしてもう少し良いプレーをしたかった」。そう悔やんだ本田は「結果が生まれないと意味ないと思っていたので残念」と淡々と語った。

 目標とする東京五輪に向けて「まだまだ伸びしろあると思っているので、向上心を持って日々のトレーニングに取り組みたい」と自身の成長にも意欲。これでチームはACL2連敗だが「サンフレッチェが良いプレーをしたし、勝ちに値するプレーをしたのでそれを称えたい。僕らは残り4試合あるので全勝するつもりで戦いたい」と今後の飛躍を誓った。

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