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[クラブユース選手権U-18]グループA~D第3節総括:C大阪U-18と清水ユースが激戦区・グループC突破

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adidas CUP 2014
第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会


 adidas CUP 2014 第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は27日、1次ラウンド最終節を行い、決勝トーナメントへ進出する16チームが出そろった。

 グループAでは勝ち点4で首位の浦和レッズユースと同3で2位のコンサドーレ札幌U-18が激突。前半アディショナルタイムにMF杉山雄太の右CKからMF按田頼の決めたヘディングシュートで先制した札幌が、後半にもFW平川元樹とMF藤井慎之輔のゴールによって突き放して3-0で快勝した。札幌は逆転でのグループ1位通過。また勝ち点3で3位だった鹿島アントラーズユースはFW鈴木優磨が決めたPKによる1点を守って塩釜FCユースに1-0で勝ち、2位での決勝トーナメント進出を決めた。

 すでに三菱養和SCユースジュビロ磐田U-18が2連勝で決勝トーナメント進出を決めていたグループBはその両チームが対戦。三菱養和がMF伊東駿のヘディングシュートとFWディサロ燦シルヴァーノの3試合連続となるゴールによって2-0で勝ち、グループ首位通過を果たした。初出場のファジアーノ岡山U-18はFW上杉峰太の2ゴールなど4-0でアミーゴス鹿児島U-18に4-0で快勝。最終節で全国大会初勝利をマークした。

 2連勝で勝ち点6のセレッソ大阪U-18を1勝1敗の清水エスパルスユース川崎フロンターレU-18が追う展開で迎えたグループCは清水がC大阪に1-0で勝利。前半29分にU-18日本代表FW北川航也のアシストからMF福井悠陽が決めたゴールによって勝った清水は勝ち点6に伸ばした。また横浜FCユースと対戦した川崎FはFW齋藤功佑に3ゴールを許すなど一時2-4とリードされたが、そこからMF牧寛史、FW岸晃司、DF島崎竜の3連続ゴールによって5-4で逆転勝ち。こちらも勝ち点6とした。だが、得失点差マイナス2の川崎Fは同プラス7のC大阪と同プラス1の清水に届かず、3位。C大阪が1位、清水が2位で決勝トーナメントへ駒を進めた。

 グループDは1勝1分で首位の京都サンガF.C.U-18と1勝1敗で2位のガイナーレ鳥取U-18が激突。京都がDF酒井崇一のヘディングシュートなどで2度リードを奪うが、鳥取もMF影山真大とDF津森大生のゴールで同点に追いつく。それでも京都は後半31分、U-19日本代表候補MF奥川雅也が右CKを左足で直接決めて決勝点。3-2で勝ち、グループ首位通過を決めた。またアルビレックス新潟U-18ジェフユナイテッド千葉U-18戦は相手にシュート11本を打たれながらもスコアレスドローで終えた千葉が、1勝1分1敗として鳥取をかわし2位浮上。1次ラウンド突破を決めている。


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