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UEFAと南米連盟が合意 コパ・アメリカ招集選手のCL決勝出場は問題なし

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 南米サッカー連盟(CONMEBOL)およびUEFAは、6月にチリで開催される2015年コパ・アメリカに招集される各国代表選手が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝に問題なく出場できることで合意に達したようだ。南米など各国メディアが伝えている。

 南米の大陸選手権にあたるコパ・アメリカは、チリで6月11日に開幕。FIFAの規定により、各国代表チームは大陸選手権開幕の14日前から選手の合流を要求することができるため、6月6日にベルリンで開催されるCL決勝との兼ね合いが問題となっていた。

 報道によれば、CONMEBOLはCL決勝に出場する各国代表選手の招集を強制しないことでUEFAと合意。UEFA側は感謝の姿勢を示したとのことだ。

 現時点でCLは準々決勝進出チームが確定。勝ち残っている8チームにはバルセロナFWリオネル・メッシ(アルゼンチン)や同FWネイマール(ブラジル)、レアル・マドリーMFハメス・ロドリゲス(コロンビア)などをはじめ、コパ・アメリカ出場が見込まれる数多くの選手たちが在籍している。

 過去にはバイエルンDFダンテとMFルイス・グスタボ(現ボルフスブルク)が2013年コンフェデレーションズカップ出場のため、シーズン最終戦のDFBポカール決勝出場を断念せざるを得なかった例もあった。2007年コパ・アメリカではレアル・マドリーFWロビーニョ(現サントス)のリーガエスパニョーラ最終節出場が問題となったが、最終的にはブラジル代表合流を遅らせることで合意した。

●コパ・アメリカ2015特設ページ
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