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[コパ・アメリカ]後半ATに逆転!!ネイマール1G1Aのブラジルが白星発進

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[6.14 南米選手権 ブラジル2-1ペルー]

 南米選手権(コパ・アメリカ)は14日、大会4日目を迎えた。グループCの2試合が行われ、ブラジル代表はペルー代表と対戦。先制されるもFWネイマール(バルセロナ)の1得点1アシストの活躍で2-1で勝利した。C組ではコロンビア代表が敗れる波乱のスタートとなったが、ブラジルはしっかり勝ち点3を手に入れた。

 ブラジルW杯後、ドゥンガ監督が就任したセレソンは10連勝でコパ・アメリカを迎えた。4-2-3-1システムの最終ラインではCBでDFダビド・ルイス(パリSG)とDFミランダ(A・マドリー)が先発し、DFチアゴ・シウバ(パリSG)はベンチスタート。DFダニーロ(R・マドリー)の負傷離脱により追加招集され、12日にチームへ合流したばかりのDFダニエウ・アウベス(バルセロナ)は右SBで先発した。1トップをFWジエゴ・タルデッリ(山東魯能)が務め、トップ下にFWネイマール(バルセロナ)が入った。中国リーグの所属選手が初めてセレソンの公式戦に出場した。

 試合は前半3分に早くも動く。ペルー代表がセレソンを前に先制点を奪った。DFルイス・アドビンクラ(セトゥバル)が前線へ蹴り込んだボール。FWゲレーロ(コリンチャンス)が胸トラップしたボールはゴール前へこぼれるも、D・ルイスがなんとかクリア。これを受けたGKジェフェルソン(ボタフォゴ)が小さく前へ蹴った。すると、これを拾ったMFクリスティアン・クエバ(アリアンサリマ)がワントラップからゴール右へシュートを決めた。

 それでも2分後にブラジルが追いつく。アウベスの右クロスから前線へトップスピードで走りこんできたフリーのネイマールがPA内正面からヘディングシュート。バルセロナコンビの一撃で1-1と試合を振り出しに戻した。

 前半10分にはブラジルが決定機。PA手前ゴール正面でネイマールがボールキープ。DFを引き付けると左サイドへパスを出す。抜け出たMFフレッジ(シャフタール)のシュートはGKの左手一本に阻まれた。同12分にはネイマールがタルデッリとのワンツーからシュートを打つも、ゴール前へ走りこんでいたDFにクリアされた。1-1のまま前半を折り返した。

 迎えた後半、猛攻を仕掛けるブラジルだが追加点は奪えない。後半24分には左クロスからアウベスの折り返しはDFに阻まれる。ゴール前のタルデッリがこぼれをダイレクトで狙うも、DFにクリアされた。

 後半30分には相手のFKが壁に当たり、ハーフウェーライン付近にいたネイマールがボールを奪取。ドリブルで持ち込むと左サイドへ展開する。走りこんだ途中出場のMFドウグラス・コスタ(シャフタール)がGKとの1対1からシュートを打つも枠を外れた。

 流れを変えたいブラジル代表は直後に2枚目の交代カードを切り、フレッジに代え、直近の親善試合でもゴールを決めたFWロベルト・フィルミーノ(ホッフェンハイム)をピッチへ送った。同41分には最後の交代カードを切り、ウィリアン(チェルシー)に代えて、MFエベルトン・リベイロ(アルアハリ)が出場した。後半44分にはゴール前へ持ち込んだアウベスのパスから正面へ走りこんできたネイマールが左足でシュートを打つも、ゴール左へ外れる。

 それでも、このまま試合は終了かと思われた後半アディショナルタイム2分にゴールは生まれた。カウンターから左サイドでボールを受けたネイマールが中央へカットイン。DFの間を抜く絶妙なスルーパスに抜け出たコスタが冷静にシュートを決めた。土壇場で2-1の逆転に成功する。そのまま試合は終了。ドゥンガ体制11連勝を果たしたブラジルが白星発進に成功した。


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