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タバレス:「負けるなら別の形で負けたかった」 カバーニ退場にも言及

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 24日に行われたコパ・アメリカ準々決勝で、ウルグアイはチリに0-1で敗れて大会を去ることになった。オスカル・タバレス監督はウルグアイの戦いぶりにはある程度満足しながらも、試合を左右した判定には不満な様子を見せている。

 チリの攻撃を堅守で抑えてチャンスをうかがっていたウルグアイだが、63分にFWエディンソン・カバーニが2枚目のイエローカードを受けて退場。81分に先制点を奪われると、最後は終了間際にDFホルヘ・フシレもレッドカードを受けて9人で試合を終えることになった。

 タバレス監督は試合後に次のように語った。南米など各国メディアが伝えている。

「良い試合ができたと思う。相手をかなり制限できていた。チリは自分たちのプレーをしようとしていたが、いつもほど縦に行くことはできなかった」

「10人になると攻撃のオプションが減って難しくなったが、退場まではチリをコントロールできていた。チリは今大会で我々よりも良い戦いをしてきたが、今日は互角だった」

 カバーニが退場となった場面では、チリDFゴンサロ・ハラがカバーニを挑発していたことに加え、大げさに倒れたようにも見える。タバレス監督も納得できない様子だ。一方で、前日に父親が交通事故で逮捕されたことがカバーニの精神状態に影響していた可能性は否定した。

「負けるなら別の形で負けたかったと思う。カバーニの退場の場面でも、ハラの挑発があったように見える。何が起こったのかは誰もが知っていることだ」

「1枚目のイエローにも議論の余地があった。2枚目は、映像の証拠を見てみれば、以前に起こっていたこと(父親の件)と関連づけることはできないだろう。主審は見ていなかったのかもしれないが、副審は見ていたはずだ」

 フシレの退場によりピッチ上で大きな混乱が発生した後、タバレス監督も退席処分を受けた。「テクニカルエリアから出るべきではなかった。謝りたいと思う」と指揮官は非を認めている。

●コパ・アメリカ2015特集ページ
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