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“予言”的中のチリGKブラボ、コパ初Vに「ずっと夢見ていた」

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[7.4 コパ・アメリカ決勝 チリ0-0(PK4-1)アルゼンチン]

 コパ・アメリカは4日(日本時間5日)、決勝を行い、開催国のチリがPK戦の末、アルゼンチンを下し、初優勝を飾った。PK戦ではアルゼンチンの3人目、MFエベル・バネガのキックを止めたGKクラウディオ・ブラーボ。バルセロナでの3冠に続いて代表チームでも初タイトルを獲得し、大会最優秀GKに選ばれた。

 ブラーボの“予言”が的中した。昨年のブラジルW杯決勝トーナメント1回戦でブラジルと対戦し、PK2-3で敗れていたチリ。「僕らにはW杯の経験があった。チームメイトには『向こうは2人が失敗するよ』と話していたんだ。実際、そのとおりになったね」。アルゼンチンは2人目のFWゴンサロ・イグアインがゴール上に外す失敗。3人目のバネガはブラーボが横っ飛びでキャッチした。

 大会公式サイトでチリの守護神は「ずっとコパのトロフィーを掲げることを夢見ていた」とコメント。試合後の表彰式ではキャプテンとして高々と優勝カップを掲げ、「ついにその時が来たんだ。(タイトルと無縁だった)負の歴史は終わりさ。この優勝をすべてのチリ国民に捧げたい」と歓喜に浸っていた。

●コパ・アメリカ2015特集ページ

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