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[クラブW杯]PK戦を制したオークランドが3位に…岩田はフル出場

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[12.20 クラブW杯3位決定戦 クルス・アスル1-1(2PK4)オークランド・シティ]

 クラブW杯は20日、3位決定戦を行い、北中米カリブ代表のクルス・アスル(メキシコ)とオセアニア代表のオークランド・シティ(ニュージーランド)が対戦した。前半終了間際にオークランド・シティが先制したものの、後半12分にクルス・アスルが同点に追い付く。その後、スコアは動かずにPK戦までもつれ込むと、2人が外したクルス・アスルに対して4人が決めたオークランド・シティが勝利を収め、クラブW杯3位となった。

 シュートチャンスを作るオークランド・シティだったが、前半23分にFWエミリアーノ・ダデとのワンツーでPA内に侵入したDF岩田卓也のシュートはジャストミートせず、同28分には左サイドを抜け出したタデが決定機を迎えるもGKホセ・デ・ヘスス・コロナにセーブされた。

 しかし、スコアレスのまま迎えた前半アディショナルタイムに試合が動く。ダデのロングパスからボールを運んだFWライアン・デ・フリースが右足で流し込んで、オークランド・シティが1-0として前半を折り返した。

 反撃を試みるクルス・アスルは後半8分にMFマルコ・ファビアンのクロスからMFマウロ・フォルミカがヘッドでネットを揺らしたが、オフサイドの判定に取り消される。しかし同12分、FWアレハンドロ・ベラのクロスからFWホアオ・ロハスのヘッドは岩田にブロックされるも、こぼれ球をロハス自らが蹴り込んで試合を振り出しに戻した。

 その後、クルス・アスルが攻め込む時間が長くなるが、オークランド・シティが粘り強い守備とGKジェイコブ・スプーンリーの好セーブでしのいでゴールを許さず。1-1のまま後半終了を迎え、決着はPK戦までもつれ込んだ。2人が外したクルス・アスルに対して、4人が決めたオークランド・シティが4-2として勝利を収めた。


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