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駒野が語る本田にも譲れなかった「3番」への想い

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 駒野が「背番号3」への想いを打ち明けた。23日のアゼルバイジャン戦(2-0)で“お披露目”されたMF本田圭佑(CSKAモスクワ)の背番号4。本田は試合後、これまで背負ってきた18番から変更する際、3番か4番が候補だったことを明かした。そしてザックジャパンで3番を任されてきたDF駒野友一(磐田)、4番を付けていたDF栗原勇蔵(横浜FM)と直接、“交渉”。駒野には断られ、栗原が応じたことから新背番号は「4」となった。

 間接的に「4番・本田」誕生のきっかけをつくったとも言える駒野の背番号3へのこだわり。前所属クラブの広島、そして現所属クラブの磐田でも背番号5を付けてプレーしている駒野だが、この日の練習後、「3番」への想いを聞かれると、「代表でずっと付けている番号なので」と、その理由を語った。

「代表でずっと付けている番号なので、それはいろいろな思いがありますよね。ドイツ(W杯)からずっと付けてきた番号だったので、ここでコロッと変わるのも、どうかなと思ったので、普通に自分の気持ちを伝えて断りました」

 05年の東アジア選手権では17番を付けてプレーしていたが、06年のドイツW杯以降は07年のアジア杯、08年の東アジア選手権、10年の東アジア選手権、10年の南アフリカW杯と、主な国際大会では駒野が日本代表の3番を背負い続けてきた。唯一、11年のアジア杯だけは右上腕部骨折という重傷を負っていたためメンバーに選ばれず、代わってDF岩政大樹(鹿島)が3番を付けたが、ザックジャパンでも“不動”の背番号3としてW杯アジア3次予選を戦ってきた。

 2大会連続で出場したW杯には、悔しい思いもある。南アフリカW杯の決勝トーナメント1回戦・パラグアイ戦でのPK失敗のシーンは、今もまだ記憶に新しい。あのときのリベンジを果たすためにも、自身にとって3大会連続となるW杯出場を果たすためにも、今は目前に迫ったW杯アジア最終予選に集中している。

「コンディション的にも初戦のオマーン戦にピークを持っていくことが一番大事ですし、あとは気持ちの面でも、そこに向けて持っていくことが大事だと思います」。6月3日のオマーン戦に向けて決意を語った駒野。左右のSBをこなすサイドのスペシャリストは、慣れ親しんだ「背番号3」を付け、14年のブラジルW杯へ続く道を突き進んでいく。

(取材・文 河合 拓)

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