イングランド・プレミアリーグ王者のマンチェスター・Cが、横浜FCユースのU-19日本代表FW木下康介(17)とプロ契約が可能となる18歳になる10月に契約する意向であることが分かった、と報じている。

　木下は昨年と今年の日本クラブユース選手権(U-18)大会で2年連続得点王を獲得した注目ストライカー。同紙によると、今月4日から13日まで、マンチェスター・Cが渡航費を全額負担し入団テストに招待し、練習に参加した。188cmの大型FWはロベルト・マンチーニ監督らの前でアピールに成功。木下のプレービデオを見て、直筆で練習参加の招待状を書いて送ったというマンチーニ監督は木下のプレーに及第点を出し、10月3日に18歳になるのを待って、獲得する意向という。

　木下はその後フライブルク(ドイツ)にも練習参加して評価を勝ち取ったようだが、「世界一のFW陣の中で自分を試したい」とマンチェスター・C入りを決意している模様。FW宮市亮のようにJリーグを経ずにイングランドトップクラブと契約を結ぶことになるのか、今後の動向に注目が集まる。